「フルーツバスケット」高屋奈月
あらすじ
事故で両親を亡くした主人公が、同級生の家に居候することになる。
実はその一族の一部は動物(干支と猫)になれるという体質で、
その体質や家のしきたりで色々苦しみながら幸せを探していく。
おすすめポイント
高校生の時に友達に勧められて読み始めたのがきっかけ。
巻数が多く、すべて読むのに時間がかかったがとても面白かった。
最終的にはハッピーエンドになるのだけれど、多くの登場人物にそれぞれの人間関係があり、苦しんでいる。憎しみや愛情が交差する複雑な人間関係の中で、どうやたら幸せになれるのか、特殊な家の体制に縛られながら、ぞれぞれの幸せを探していく物語で、人間関係の複雑さが素敵。多くの登場人物にそれぞれの物語がありながら、それぞれのハッピーエンドをつかむ最終回までの道のりがよみごたえがある