【疾病】大地震後、自家用車内での生活を余儀なくされた避難住民への肺塞栓症予防の生活指導で適切なのはどれか。
1.窓を常時開けて十分に換気する。
2.上半身を高めにして睡眠をとる。
3.座っている間も積極的に足の運動をする。
4.アルコール摂取などで熟眠できるようにする。
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)環境調節のためには必要だが肺塞栓予防には適切ではない。
2.(×)圧の影響で下半身の深部静脈血流うっ滞し血栓を形成しやすいので上半身は関係がない。
3.(○)足の運動をすることで筋肉のポンプ作用により血流のうっ滞を防ぐ指導が必要である。
4.(×)アルコールは脱水につながるので逆効果である。血液粘度が高まると血栓症を誘発するので水分摂取は必要である。