【疾病】大腸癌で正しいのはどれか。
1.男性の悪性新生物死亡数で第1位である。
2.発生部位では直腸癌の割合が増加している。
3.食物繊維摂取量を減らすことが予防に有効である。
4.便潜血反応2日法を一次スクリーニングに用いる。
―――以下解答―――
(解答) 4
<解説>
1.(×)平成17年の統計によると,男性の悪性新生物による死亡率は、1位肺癌、2位胃癌、3位肝癌、4位大腸癌の順である。
2.(×)全大腸癌のうち直腸癌が占める割合は50%と高いが、増加しているのは結腸癌である。
3.(×)便秘などが誘因となるため、食物繊維を積極的に摂取することが予防につながる。
4.(○)健康診断の一次スクリーニングとして便潜血反応2日法が用いられている。