• 公開日: 2014/1/20
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【疾病】肝細胞癌で正しいのはどれか。

【疾病】肝細胞癌で正しいのはどれか。

 1. 早朝から黄疸が出現する。

 2. 肝硬変を併発していることが多い。

 3. 特異性の高い腫瘍マーカーはCEAである

 4. 我が国ではB型肝炎ウィルスに起因するものが最も多い。

―――以下解答―――









(解答)2 

<解説>

1.(×)肝細胞癌の黄疸は癌がかなり進行するまでみられない。早期に黄疸が出現するのは膵頭部癌などで閉塞性黄疸が出現する場合である。

2.(○)肝細胞癌の原因の多くがC型肝炎ウィルスによるもので、肝硬変を経て肝細胞癌が発症することが多い。

3.(×)肝細胞癌の腫瘍マーカーはAFPなどである。CEAは肺癌、胃癌、大腸癌、膵癌などの腺癌で上昇する。

4.(×)C型肝炎ウィルスによるものが最も多い。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング