• 公開日: 2014/1/13
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【人体】ウィルス感染後の長期の獲得免疫に関わるのはどれか。

【人体】ウィルス感染後の長期の獲得免疫に関わるのはどれか。

  1. 好中球

  2. 好酸球

  3. 肥満細胞

  4. メモリー(記憶)T細胞

―――以下解答―――

(解答)4 

<解説>

1.(×)好中球は白血球のなかの顆粒球のひとつで、異物に対して非特異的に作用し、貪食作用によって異物を処理する。

2 .(×)好酸球は顆粒球のひとつで、アレルギー反応や寄生虫感染で増加する。

3 .(×)肥満細胞に付着するIgEにアレルゲンが結びつくと、肥満細胞からヒスタミンが放出されてアレルギー症状が出現する。

4 .(○)メモリーT細胞は一度侵入してきた異物を記憶し、次に同じ物質が侵入してきたときに、すぐに反応できるよう働く。

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