【必修】発作性の胸内苦悶を伴う胸痛で、最も疑うべきものはどれか。
心筋炎
狭心症
肋間神経痛
逆流性食道炎
―――以下解答―――
(解答) 2
<解説>
1 .(×)心筋炎は、心筋に炎症が起こって破壊される疾患で、心不全の症状がみられるが、発作性の胸内苦悶はみられない。
2 .(○)発作性の胸内苦悶がみられるが、安静によって5分程度で症状が軽快するのが特徴である。
3 .(×)肋間神経痛は、肋間神経の走向である、脊髄から肋骨に沿って痛むのが特徴である。胸内苦悶は伴わない。
4 .(×)逆流性食道炎とは、何らかの原因で食道へ逆流した胃酸が、食道粘膜に炎症を起こす疾患である。主な症状は胸焼けである。