コラム

ナースの転職知恵袋

世界を旅するシップナース

2014/6/27

職場は船!旅好きナースの憧れ職場

日本のみならず、世界中の海を悠々と旅する豪華客船。船内の医務室に在籍し、乗客や職員の体調管理を担うのがシップナースです。旅好きの看護師なら、一度は憧れたことがあるかもしれません。 今回は、シップナースの仕事内容や給料などの待遇面、そして病院とは違ったやりがいや大変さなどを、余すところなくお伝えします!

シップナースのお仕事AtoZ

数百人の乗船者の健康を守る

船に乗る人の数は、乗客と乗組員を合わせて500人以上になることも。 これら全ての人の健康管理を、看護師と医師それぞれ1人ずつで担当します。 最も多いのは、船酔いした人への応急処置。しかし、沢山の人が乗る船では、何が起こるか予想がつきません。骨折や心筋梗塞、ウイルス性の病気など、思いもよらない状況に対応することもあるそうです。 船内には最低限の医療設備しかないため、重症の場合はヘリコプターなどで病院に搬送することも。 現地の旅行会社などと協力し、搬送先の病院を探すことも看護師の仕事です。

高給与の裏には、拘束時間の長さが

シップナースは、船を管理するクルーズ客船会社の社員として勤務することになります。 そのため、年収はそれぞれの会社の給与相場に準ずると考えられます。 クルーズ客船会社の平均年収は、およそ800万円前後。看護師と一般社員とでは働き方が違うため、この金額がそのまま看護師の年収に当てはまるとは限りませんが、病院やクリニックに勤める看護師よりは高給与と言えそうです。 ただし、長いクルーズの場合、2~3ヶ月もの間船にカンヅメになる場合も。 具合が悪い人がいれば昼夜関係なく診察するため、実質24時間対応が求められます。 高給与の裏には、拘束時間の長さがあるということを知っておきましょう。

仕事は幅広く、責任重大。他にはないやりがいも

乗船する人のあらゆる症状に処置を施し、時には健康相談にのり、さらには水質検査・害虫駆除(衛生管理者の資格が必要)にまで携わるシップナース。1人でこなさなければならない仕事の幅広さは、病院やクリニックとは比べ物になりません。 大変な仕事ではありますが、一方で、シップナースならではのやりがいを感じる人も。 「クルーズで病気になったお客様が、その後リピーターとして元気に乗船してくれるのが嬉しい」 「1人で何でもやるからこそ、幅広い知識が身に付く。何年たっても成長し続けている実感がある」 「大自然を感じながら働けることが、一番の魅力。船から見たフィヨルドが忘れられない!」 などなど、旅が好きで、そして看護師としてもっと成長したい方には、とても魅力的な仕事と言えるのではないでしょうか。

求人数が少なく、採用は最難関レベル

ただし、シップナースになるのは、そう簡単なことではありません。日本にあるクルーズ客船会社は、わずか4社。欠員が出た時しか募集を掛けない上に、採用人数は各社1~2名程度ととても少ないようです。 1人である程度の処置をこなせるスキルも求められますし、乗客には外国人が多いため、英語力も必須。 採用のハードルはとても高く、一握りの人しか就けない仕事なのです。

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編集 ナース人材バンク
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