2024年11月4日からスタートした1日3問国試ドリルは、月~金で1日3問ずつ配信しています。
このページでは、1日3問国試ドリルで配信した問題のうち、「人体の構造と機能」に該当する問題と解答・解説を掲載します。振り返りにぜひ活用してください。【※毎週更新予定】
第1問:交感神経の興奮によって起こる眼の反応はどれか。
- 散瞳
- 流涙
- 明順応
- 対光反射
解答・解説
1.(〇)交感神経の興奮によって瞳孔散大筋が収縮し、瞳孔は散大する。
2.(×)交感神経の興奮によって涙はわずかに分泌が増え、副交感神経の興奮によって流涙が起こ
る。
3.(×)明順応は、瞳孔括約筋が収縮して光の量を少なくすることをいう。瞳孔括約筋は副交感神経が支配している。
4.(×)対光反射は一方の目に光を当てると、両目が縮瞳する自律神経反射である。縮瞳は瞳孔括約筋の収縮によるものであり、副交感神経が支配している。
第113回(2024年)