編集部セレクション
  • 公開日: 2023/10/13

申し送りが苦手な人、必見!上手く伝えるコツ

「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。

 今回のトピック 
緊張もあってか、言葉や文面が纏まらず、日勤帯から夜勤帯へ、また夜勤帯から日勤帯への申し送りがとても苦手です。先輩にも、何を言いたいのかちっともわからない、と言われてしまいます。
上手く、分かり易く申し送り出来る方法を教えて下さい。他に、発言、発表も苦手です。

 

まずは基本をおさえよう!

■メモの取り方にも工夫を

気づきはそのつどメモに書いておけば楽です。

よく自分ノートにメモってましたよ。文章にして残す余裕はないので、自分だけの暗号っていうか、サインみたいなもんを考えて、それを組み合わせてメモったり…

時系列でバイタル・発言・観察内容・自分のしたことなど、順番を決めて伝える。そのためには時系列で伝えられるように仕事中にメモをすることが必要。

■あらかじめ、送る項目を決めておくというテも!

病棟で申し送りの型を決める。例えばバイタルサインを一番先に言う。バイタルサインの何からどのようにどの順番で言うとか細かーく決める。あらかじめ型が決まっていると、その事だけ言えばいいので、楽。

送る前に送ることを、イメージするように、言われたことあります。

私のチームでは、まず朝の会で、その日、自分の受け持つ患者に対して、何を重点的に看護するかを発表します。申し送り時には、その観察点と、変化のあった事、例えば薬剤の変更や処置の変更、または継続して行って欲しい事などの報告を行います。

自分の知らない情報収集をし、次に送らなければならないスタッフの勤務を見てその中で必要な情報を申し送ります。後は最初に一番気をつけて欲しいことや変化のあった患者さんの事をデータや状態に関連させて指示内容や変更事項を送れば送られるスタッフもわかり易いと思いますよ。

コレが出来れば、もっと上手くなる!

■患者さんの状態は、しっかり把握しよう

患者さんの状態要点をしぼり、わかりやすく言えば良いのですが…

どれだけ患者さん個々のポイントをおさえられてるかってことにかかってくると思います。

病態理解や状態の的確な把握は基本だと思います。その上で、相手が必要なことは何か、自分だったらどんな情報がほしい、どんな順番でほしいと考えていくと、相手に伝わりやすくなっていくのかなと思います。

■周りの申し送りをシッカリ聞いて!

申し送りが上手い同僚を見習い、職場によって異なる作法に合わせて、時には一人リハーサルもしていました。

私も申し送りが苦手です。なので、申し送りがうまい人のときに聞き耳をたてています。また、時間に余裕があれば重要なことをあらかじめまとめたりしていました。

上手に送る人は日ごろから自信を持って喋っています。最後は自信?

■「気をつけるべきこと」と「ポイント」

申し送りする時、同じ言葉を何回も繰り返さないように申し送り時間内で終わるように気をつけます。

極端な話ですが、「問題点」と「次の勤務者に継続してほしいこと」を送ればいいと思います。バイタルは異常時のみ。申し送りを受ける側の立場からすると経過はおおまかでいいです。簡単に伝えると申し送りを受けたリーダーは自分が何をするべきか担当者も自分は何をするべきかがそれぞれわかりますし、もし受け手がそれ以上の情報をきいてきた場合はその時には答えたらよいかと想います。

自分の言葉で要約をするトレーニングはいかがでしょうか?自信がないと思うと声が小さくなり相手に伝わりにくくなるので気を付けてくださいね

『申し送りは記録に書いてある通りですが、なにか読んでて意味わからないとこありましたか?』と逆に質問するとか!聞かれたことを答えればいいし、先輩が知りたい情報はこういうことなんだって勉強になりますよ☆全ての先輩に使える手ではないですが…。

自分が申し送りで聞きたい内容を申し送ればいいだけ。

関連トピック:「 申し送りが不得意です。
イラスト・なしま

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