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  • 公開日: 2022/11/7

【連載】ナースにアンケート大調査!みんなどう思ってる?

看護師になりたい、と思ったのはいつ頃ですか?

自分が看護師になりたいと思ったのはいつだろう?
明確な出来事に影響され看護師を目指す人もいれば、大きな影響はなくなんとなく看護師の道を進む人もいるはず。
実際に夢を実現している看護師が、看護師を目指した時期やきっかけは一体どのようなものか?

 

いつ看護師になりたいと思った?

ナース専科調べ(2022年10月17日/有効回答数:963)

やはり具体的に進路を決定していく高校生のときに看護師になることを決めることが多いよう。
幼少期から小学生では、自分や身内の闘病経験からナースへの憧れが強くなるが、中学生以降は一気に現実を考えた看護師志望が目立つ。
看護師を目指した時期には、きっと誰かとの出会いや別れ、様々なものごとからの影響があるに違いない。

 

幼少期~小学生

身内の影響がかなり大きい

母が看護師だったからかも。祖母が産婆さん、叔母が看護師…周りに何人かいたのもきっかけかなと思います。

親戚が看護師や看護助手をしていたので自然に憧れるようになりました。

母の妹が助産師をしていて、よくその産婦人科に行ってみていたので

ナースへの憧れ

初めて読んだ伝記の本がナイチンゲールだったこと、キャンディキャンディが好きだったこと

整形外科の美人ナースと白衣に憧れて目指した

白衣の天使密着24時という番組を見て、そこに出ていた看護師の仕事を見て憧れを抱くようになった。

自分の病気がきっかけ

4歳の時に骨折、ギプスを切る時の電動ノコギリが怖かった時にそばに付いてくれていた看護師さんに憧れたから。

注射を怖がってた私に優しく声掛けをしてくれた看護師さんに憧れたから

子供の時体が弱くよく入院をしていたので、看護師が身近にいたからだと思う
大学卒業後社会人を15年ほどして、子供の時の気持ちが忘れられずまた目指すことになった

身内の入院がきっかけ

家族に障害者が居たから自分が看護師になって助けたいと思った

幼稚園の頃に父ががんで入院し、母と一緒にお見舞いに行った際に、看護師さんが優しく接してくれたので、憧れるようになった。

母親が妹を出産するために入院した病院での看護師との関わりがきっかけです。憧れを抱きました。

純粋に誰かを助けたい

妹が難病になってしまい、入院を長くしていたので、母が働きながら妹の病院なも行ったりしていたので、私もよくそっちよ病院にもいく機会があり、私も看護師になって、病気の人の役にたちたいなと思ったのがきっかけでした。

祖母が糖尿病で、インシュリンの手伝いをしたり低血糖時の対処の仕方を教えられたりして、祖母の助けになれたらいいなと思い看護師になろうと決めた。

家族に障害者が居たから自分が看護師になって助けたいと思った

反面教師なことも

小学校4年生の時祖父が脳卒中で病院に運ばれその時の看護師が痰の吸引もやって欲しいと言ってもやってくれずその何時か後に亡くなってしまったのをきっかけに患者の訴えもちゃんと聞いてあげれる看護師になりたいと思いなりました

体が弱く入院する機会が多かったため、いろんな看護師と接したが、自分の気持ちをわかってくれないと感じることが案外多くて傷ついた経験から、自分は患者さんのニーズを捉えた看護師になり看護をしたいと思うようになった。

当時、祖父が入院していたが看護師から良い対応をしてもらえなかったため自分が看護してあげたいと志すようになった。
また、祖母が頭部外傷を負ったときに何もできず悔しい思いをしたことから必ず看護師になるという思いになった。

 

中学生

世の中を見通す中学生

手に職をつけたかったからです。

看護師の資格さえあれば、日本国内どこにでも就職先があり、経済的に自立できることが魅力だったため。

女一人で生きていくからには、資格職業につくべきと思い、時代は少子化に傾いていたため、老人も相手にする職業と考えたから

将来を考えると国家資格は強く、その中でも将来にかけて需要が減らない、転職や復職が全国的にしやすい医療資格が欲しかった。

中学時代の職業体験は重要か

友達に誘われて行った看護体験を機に、何となく看護の道しか考えなくなった。

中学2年生でいった職場体験で、病院と老人ホームで働く看護師の姿をみて自分がやりたいと思う職は看護師だと思い目指すようになった

中学生の時に働く人の取材の宿題で近所の看護師さんにインタビューしたのがきっかけで、看護師っていいなぁと思って目指すようになりました。

影響されやすい年頃かも

医療ドラマや海外で働く看護師のドキュメンタリーを見て憧れた

男性看護師のドラマを観て

テレビの特集で助産師についてやっており、命の誕生の場にいられる職に憧れを抱いたため。

テレビで「救命救急24時」を見て、看護師の仕事に興味を持ちました。

母の夢を叶えてあげたい

母が看護師になりたかったのに反対されて試験を受けに行けなかったと聞いたのがきっかけです。

母は保育士だったが、父と結婚後に専業主婦となり、父が亡くなった後再就職が大変だったと言っていた。母はのちに介護士となったが、自分で生きていける資格を持っておきなさいとずっと言われて育ち、看護師を目指した。

 

高校生

自分の適性を診断して

氷河期世代ですが、就職活動中に普通の会社の倒産が相次いでるのを目の当たりにしたこと、適正調査の結果などから選択した。

高校生の時に自分に向いているものを調べるテストで医療関係が上がったから。
医者は無理だと思い看護師を選択した。

誰かに勧められて

就職活動に悩み目標が無くそんなとき担任勧められ決めました。

性格を知る親から、将来結婚しても離婚するだろうから、生活のために、収入の安定した看護師はどうかと提案された。

進路選択の際、親から勧められたから。

他の医療職と比較して

医療に携わりたいと思い臨床検査技師を目指そうと思ったが、需要が少なかったから看護師になろうと思った。検査技師は看護師になってからダブルライセンスとして取ろうと思った。

介護福祉士になりたかったが、大学に行くお金がなかったので看護学校へいって、看護師免許を取ったら介護士としても働けるときいたので、看護師免許とった。

医師と悩んだが、患者さんの最も近くで関わる看護師の存在が、患者さんの苦しみや病める痛みを癒せる存在だと感じたから。

最初はPTになりたかったけど大学の偏差値が足りず、看護系大学は偏差値低かったので選びました

学費面で看護師を選択

生活に困らない程度の収入のを見込めて、3年間働けば学費、寮費が免除される制度のある専門学校が看護学校だったため。

親に負担はかけられないので、とりあえず資格を取りたいと思い、奨学金が受けられ尚且つ自立できる職業につきたかった。その条件に叶うのが看護師だった。

経済的に大学進学は難しかったので、人生で経済的に誰にも頼らず過ごせる職をと考え看護師を選択した。

大学に入ってから看護の魅力を再確認

大学で看護を学んでいく過程で看護師になろうと思った

医療に携わりたいという思いが幼少期からあったが、看護学を専攻したのはなんとなくだった。実習を経験して初めて、本当に看護師になりたいと思った。

介護福祉士の資格をとるための短大で、実習してるときに利用者さんが看護師を求める声が多く悔しかった。また、看護師は介護もすることができると言われたのが悔しくて看護師を目指そうと思った。

 

社会人

医療関係からのナースへの転職が多い

介護の仕事をしていて、医療の知識があったら良いなと思うことがあり看護師を目指しました

クラークで働いていたときに、患者さんからの質問に答えられなくて、勉強していたら、どうせなら看護師になったら?と勧められた

リハビリ助手をしている時に介護の資格を目指すようになり、介護介入だけでは患者さんとの関わりが限られてしまうことに自分の無力さを感じ准看護師を目指すきっかけになった。

保育士をしていて、障害児の施設に勤めたくて、看護の資格があった方が、保育と看護ができると思ったから

シングルマザーからのナース率が高い

子ども二人連れてシングルマザーとなり、生活、将来への不安があったときに、周囲の看護師ママさんに勧められ、たくさん考えて看護師になることを決めました。

離婚をきっかけに、資格を取ろうと思った

母子家庭で、生活のため。不況でも求人があるから。

 

イラスト・まえかわしお

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