「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
入院して患者さんの立場になって見えてくることはないでしょうか。
朝が早い、病院食がおいしいことに気づいた、お風呂の回数が少ない。など、コメントをお願いします。
患者さんから見た「看護師」の姿
■ちょっとした気遣いが嬉しい
尿管結石のものすごい痛みで、救急外来に運ばれました。痛み止めの注射でやっと解放されましたが、背中をさすってくれた看護師の気遣いがとてもうれしかった。
私はただただいつも病棟に看護師が24時間いてくれるということに感動しました。
あるがん患者さんから「ベッドからは見晴らしがいいのよ。誰が何を思っているのかとか考えているのかとか見えるの。誰が本当に優しいのか分かるの。」とお聴きしていましたが、それを実感しました。血圧計を巻く手のぬくもりからさえも、感じることがありました。
■ケア、見られてますよ。
看護師や看護助手の私語の多さで、プロ意識にかけると感じるんだなということ。ストレッチャーへの移乗や車いす操作の粗さや丁寧さが、運んでくれるありがたさよりもとても気になること。
夜間の巡視(古い言葉ですかね?)、懐中電灯をドアを開けると同時に患者さんの顔を照らす看護師がまだいました、夜勤交代(3交代)後に巡視に来た看護師は床を照らしながら患者の近くまで来てくれました。ホッとしました。
腰か痛くて安静だったから、ベッド上安静。ベッドでの食事。歯磨きが毎食後したかった。タオルはくれるのだけど。ガーグルベースンと水が毎回欲しかったなあ。
採血のとき、消毒したにも関わらず消毒部位を触ってもう一度血管を確認して採血する看護師が多くて驚きました。思わず、「それ不潔だから!」っていって腕を避けましたよ…。
オムツ交換の時、お小水だけだとお尻を拭かず、そのまま新しいオムツをつける病棟がある…ということを、はじめて知りました。
■1番気になるのは、夜勤時…?
点滴確認はひどいです。夜中1時間ごとに確認しながらその場にぶら下げてある記録用紙に記入して帰ります。あの紙の音が響くんです。足音、戸の開け閉め、水枕を音を立てて作るなど上げたらきりがないです。それで、朝に看護師さんが「眠れましたか?」と聞いてきます。毎回「不眠です」と答えていました。
夜勤の時のナースルームからのスタッフの雑談がうるさく感じました。
夜間にバイタル測定にくる看護師の腕のつかみ方が雑!もっと優しく扱ってほしい!元気になるとほおっておかれる…
同業者だからこそ、気になるアレコレ
■忙しいって分かってるから…
シーツ交換で自分のベッド柵のところに新しいシーツを置いたまんま夕方まで交換してもらえなかったので自分で交換していたら、ある看護師さんから「安静なのに何やってるの?」って怒られたことがあります。
ナースコールが押しにくい…よっぽどじゃない限りラウンドしてくるのを待ってました。
飲み物も忙しい中買って来てもらうのが申し訳なく、我慢していたら薬の副作用も重なり、脱水になり点滴するハメに(´Д` )情けなかったです。
■患者になって分かったこと
仕事ができる=頼みやすいとは、限らず、表情や一言の声かけが患者にとってはどんなに心強く安心を与えているかを感じました。
ストレッチャー浴させてもらって気づいたこと。寝たきりで弱っている場合は、湯槽につかったり出たりするのは、非常に水圧を感じて苦しいということです。水平移動して入るミスト浴は、気持ち良かったし水圧を感じることがなくて気に入っていますが、頭部を仕切るカーテンのカビ臭さに、参ってしまいます。
療養型で働いている自分の病院の給食のご飯の多いこと!高齢の方が対象ですが、主食はどんぶりです。おかずも量が多いです。だいたい完食されます。だから、みんな大きくなっていくのね。
食事介助などしてるときに、頑張って食べましょうと声掛けをしていましたが、いざ自分が入院した時に本当に食事が入りませんでした。
大部屋では看護師に関する情報交換がどの病院でも行われていました。「あの看護師に言えば間違いない、言っても口だけ、怖そうに見えるけど優しい、注射が上手……」おかげでかなり、自分の振る舞いに気を使うようになりました。
関連トピック:「
看護師が入院して気づいたこと
」
イラスト・なしま