• 公開日: 2022/1/13

知っておきたい! 国試の新型コロナ感染症対策|第111回看護師国家試験

厚生労働省から第111回看護師・保健師・助産師国家試験の新型コロナウイルス感染症対策が発出されています。
そこで受験生の皆さんに今、知っておいてほしいポイントをまとめました。





 

受験できない方

感染防止の観点から、次の方は受験ができません。

・新型コロナウイルス感染症に罹患し、入院中・宿泊療養中または自宅療養中の受験者
・試験場入口(原則施設外)でサーモグラフィカメラによる検温を実施し、37.5度以上の場合は再度接触型体温計により検温し、再び37.5度以上あってさらに迅速抗原検査を実施し、抗原検査の結果が陽性となった方

 

感染対策を講じた上で、または条件により受験が認められる方

感染防止の観点から、次の方は感染対策を講じた上で、または条件により受験が認められます。

・保健所等から濃厚接触者に該当するとされ、次の要件を全て満たしている方

1)初期スクリーニング(自治体等によるPCR等検査)の結果、陰性であること
2)受験当日も無症状であること
3)公共の交通機関を利用せず、かつ、人が密集する場所を避けて試験場に行くこと
4)終日、別室で受験すること


・試験場入口(原則施設外)でサーモグラフィカメラによる検温を実施し、37.5度以上の場合は再度接触型体温計により検温し、再び37.5度以上あってさらに迅速抗原検査を実施し、陰性となった場合は別室で受験できる


注意)海外から日本に入国して受験する場合は、受験者は防疫対策として要請される事項に基づいて行動する必要があるため、期間に余裕を持って入国してください。

 

受験できなかった方について

試験当日に、以下のどれかに該当していたために受験ができなかった方については、試験日前後2週間の診断書の提出などによって、受験手数料が返還されることがあります。

1)新型コロナウイルス感染症に罹患し、入院中・宿泊療養中または自宅療養中の方,br> 2)濃厚接触者ではあるが、こちらの要件を満たさない方
3)入国制限により試験場に行くことができず、受験を断念した方
4)試験会場で実施した抗原検査の結果が陽性となった方

 

試験当日のお願い

・密集の回避

試験会場の周辺で密集状態が生じることのないように、受験生への付き添いや送迎を除いては、密集状態となることを避けてください。


・連絡先等の個人情報の提示

受験生が新型コロナウイルス感染症と診断された場合には、保健所等の要請により、連絡先などの個人情報を保健所等へ提示することがあります。


・COCOAのインストール

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)をインストールしていることが望ましいです。


なお、詳細は下記のページをご覧ください。また今後も新型コロナウイルス感染症対策については、下記のページに公示される予定です。定期的に確認しておいてくださいね。


令和3年度厚生労働省所管医療関係職種国家試験における新型コロナウイルス感染症対策について


編集:ナース専科web編集部

イラスト提供:イラストAC



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