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【連載】知りたい! ナースの妊娠

第1回 ナースの妊娠「どう思う?」

  • 公開日: 2019/1/4
  • 更新日: 2020/3/26

 

夜勤など生活の不規則さ、精神的にも肉体的にもハードな職場環境、そして感染や冷えなど妊娠後のリスク、さらには職場で産休や育休を取ることへの抵抗感など、ナースは妊娠・出産に気がかりが多いもの。
そんなギモンや不安に応えて、これから5回にわたり2人の専門の先生が「ナースの妊娠」について解説します。第1回目の今回は、約200人のナースに実施した「ナースの妊娠・出産」に関する意識調査の結果を紹介します。

職場や労働環境が、妊娠しにくいと答えた人が半数!

本誌が2010年9月に実施したナース218人へのアンケート※によると、「あなたの職場や労働環境は、妊娠しにくい状況にあると思いますか?」という問いに、半数のナースが『はい』と回答しています。
アンケート集計結果グラフ
妊娠しにくいと思う理由について最も多かったのが「同僚に迷惑をかけそう」、次いで「ストレスが多い」「立ち仕事が多い」「休みが取りづらい」の順になりました。
「同僚に迷惑をかけそう」と答えた人にそう思う理由について尋ねると、「人数がぎりぎり、スタッフが足りない」など、人手不足を挙げた人が多数。ほか「妊娠すると患者さんを持ち上げることなど、できない仕事が出てくるため」といった声や「妊娠がわかった時点で夜勤を免除されるので、すべて他のスタッフに夜勤が振り分けられ、同僚の負担が増えるため」といった切実な意見もありました。

妊娠中にひやりとした経験がある人も多数

無事、妊娠できたとしてもナースの不安や悩みは尽きません。妊娠経験のあるナースのうち「妊娠中に仕事柄、ひやりとした」経験が『ある』と回答した人が36%にも上りました。
アンケート集計結果グラフ②

具体的には「インフルエンザの流行」「針刺し」「お腹に人や物がぶつかる」「患者さんを持ち上げる」などのシーンでひやりとすることが多いようです。中には「レントゲン室のドアがしっかり閉まっておらず、放射線を浴びた」という人も。
また、妊娠中の体調管理そのものも難しいと感じている人が多く、「切迫流産と診断されたが休みにくかった」「お腹の張りがひどく、順調な妊娠経過とはいえなかった」という声も多数ありました。(「ナース専科マガジン」2010年12月号より転載)
※【アンケート概要】 2010年9月25日(土)~28日(火)に「ナース専科コミュニティのメルマガ会員に実施したモバイルアンケート結果(有効回答数218人)

※ 次回はナースの妊娠リスクについて解説します。

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