ナースマンガ

今週の作者

中身をチラ見せ!

ケアマネと訪問看護の二刀流で働いていた頃、伺った訪問先の3兄弟は一切介護サービスを受け入れない方々でした。…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

[add_slider] 訪問看護5年目。ケアマネもしながら頑張っていた。ある時、依頼があったのは独身男性の3兄弟についてだった。 長男は高齢だが、足の不自由な弟と精神疾患のある弟を面倒見ており、介護サービスには否定的だった まずは訪問してみることにすると、家の片づけはできておらず、長男は足を悪くしてからできなくなってしまったと話した 介護保険に関して再度促すが申し訳ないの一転張りで、次男もそれに賛同しているが具合は良くなさそう 3男は寝たきり状態で失禁しており畳が濡れている状態 看護師は突然電話で介護保険を申請し、デイサービスで入浴させてくると言い放つ デイサービスから戻り3男さんは他の部屋に布団を敷いて寝かせ、長男と次男には介護保険を受け入れ訪問診療なども受けるように話す 看護師は自分がケアマネを担当すると断言し、その後市役所とも相談を重ね新しい家で再出発することになる ある時、訪問看護で訪れると、長男が改まって話してきた 住み慣れた家を出て、訪問看護やら訪問診療やら生活が明らかに一変したと話す長男に対して謝る看護師 全部看護師に任せてしまって、本当は感謝を伝えたかったと話された 弟をすぐにお風呂に連れて行ってくれた時、この人に頼もうと決めていたと話し感謝を伝えた [/add_slider]

このエピソードは、「キジムナー さん」からご応募いただいたものです。

ケアマネと訪問看護の二刀流で働いていた頃、伺った訪問先の3兄弟は一切介護サービスを受け入れない方々でした。…看護師から募集した、忘れられない...