今回から2回にわけて「自分の父母」の介護についてのエピソードをご紹介していきます。
親子だから、ナースだからこそでた介護の本音。それでは、どうぞ!
「自分の父母」に介護が必要になったとき
元気だったころの父を思い出して…
母がくも膜下出血で倒れ翌日に亡くなりました。同じ年に父が膀胱がんで亡くなりました
父は70歳代でしたが、母が急逝したこととオピオイドの副作用のため独居は不可能となりました
私の家での療養となりましたが、せん妄と幻覚、見当識障害が著明した
精神的にも抑うつとなり、突然涙が流れ出したり、不安に押し潰れそうな気分になったり…辛くてたまりませんでした
例え看護師であっても、家族の看護や介護は別物。色んな感情が入り交じり、職場で患者を看るのとは別物です
入浴介助やオムツ交換は難なくできます。しかしあの優しかった、幼かった私を抱きしめてくれたり、しかってくれた父は虚ろな眼差しで天井を眺めていた姿は今も脳裏に焼き付き、看護師としてではなく一人の娘としてしか接することはできませんでした
夫や当時小6の長男、中2の長女、夫はいやがることもなく一緒に世話をしてくれ、痛がる父の体をさすってくれました
ナースだから、というよりも
在宅酸素療法中の母の介護を、”時々”しています。
母と同居・近所在住の姉妹がいつもみてくれるので、遠方の私は、助っ人程度の介護です。
が、姉妹は気付かなくても、何か様子が変だとか、調子が崩れる前兆のようなことがわかります。何度か、肺炎になりかけで早めの対処ができました。
看護師だからこそ、と姉妹は言ってくれますが、普段離れているから見逃さないだけと私は思っていますが…。
自分の職場に入院した親
自分が勤務する病棟に入院していた。
病室に寝泊まりして、そこから出勤、仕事が終わったら病衣室に戻っていた。
食事は職員食堂、夕食は当直者用の弁当を頼み、職員用の風呂に入っていた。
1か月以看護・介護した
まだ学生なのに
→ナースである前に、娘・息子であるからこそ悩んでしまうことも多いようです私が学生で稼いでいないのだからと、世話を押し付けられた。
看護を学んでいるからといって病気のことや治療のことを全て知っている訳ではないということを家族に理解してもらえない