そんな方々を対象に、肩書きがある方のご意見を募集し、さまざまなご意見をいただきました。
あまり聞けない上の役職ならではの意見を、ぜひ聞いてみてください。
常任理事
地位としては看護部長の上で,一定の範囲では医師に命令することもできる立場ですが(数回医師からの請求を却下したことがあります。),とにかく「雑務」が多いです。
冠婚葬祭への参列・各種会議への参加・苦情処理・裁判への対応・予算査定・・・
看護師長
上から降りてくることは、きちんと下に降ろして納得させないといけないので、納得できるまで確認するようにはしていますが、私自身が納得できないことだらけ・・・
年々看護部の組織が強固となり、守られているのはわかりますが、その分部長のパワーも強固なものに・・・。あのパワーばやバイタリティーはどこから来るのだろう??
いつも部長に違和感を感じるのは、全て自分の物差しで計っていること。
「普通ねぇ~」とか「昨日22時まで残ってやったのよ」とかよく言っています。
普通って何ですか?それはあなたの普通であって私の普通ではありません!
22時まで残った?それはあなたが早く家に帰らなくていいからできることで、早く家に帰えらないといけない私にはできません!残れるときは残ってやっていますが、片付きません!
だいたいから会議が多すぎる!役割も多すぎる!毎日会議やら電話やらで自分の仕事をする時間がない!
うちの看護部長はすごく頭が切れて理論的でホントすごい人だと思います。
なので同じレベルを求めないでください・・・同じレベルでなくても高すぎる・・・
副看護師長
ほとんどの人が、自分より看護師経験が上の人ばかりで、自分よりその人たちがなるほうが、病棟がうまくいくのではないのかと思ってしまう毎日です。
でも、そんな自分の気持ちを言うのは、ただの甘えだと分かっているので、悩みを相談できずに抱えていることが、もやもやする
元主任
→後半へ続く助産師です。前の職場では、主任でした。現在の職場には、役職が無く、すべていちスタッフです。
はっきりいって、まったくまとまりがありません。ものごとが決まりません。
主任のときは、上と下の板挟みで、からだもこころもぼろぼろ・・・と、嘆く日も多かったのですが、先頭に立って改革できる役職は、今振り返るとたのしかったのかも・・・・・・・・・