看護師の方に答えてもらいたい!と寄せられた質問に、ナース専科会員が自身の経験や知識から答えるお悩み相談室「ナースに相談!」
Q.食への興味が薄い
「食べる」ということに対して興味が薄いことで、健康への不安があります。
この年になって、人と比べて食への執着がないことに気付きました。会社でも日々のランチはどちらかというと面倒で、休日などは気付くと日が暮れるまで何も食べていないということがあります。空腹感がなくても「三度の食事」を義務としてこなしているというのが実情です。こなしきれていないですが。
一人暮らしで帰宅が遅いこともあり、平日の自炊は厳しいです。
栄養バランスが気になり、ダイエットしているわけでもないのに「栄養バランスが良い」と言われる食品を朝食にしています。
・なるべくこういう選択をした方がいい
・こうすると毎食が楽しくなる
・自炊出来なくても冷蔵庫にこれを常備しておけ
など、健康面でプラスになるようなアドバイスをいただけたらと思います。
ちなみに健康診断では「やや貧血気味」と言われましたが、中肉中背、特に悪いところは指摘されていません。
余談になるかもしれませんが「イベントっぽい外食」「食べたことのない料理」「珍しい食材」などへの関心は高いです。
よろしくお願いいたします。
(30代前半女性)
A.心が疲れていませんか?
お気に入りのキッチン用品で気持ちを切り換えてみては?
『食べ物』への興味ではなくて 『食事という行為』への興味が薄れているのではないでしょうか?
日々に楽しみはありますか?
ストレスは溜まっていませんか?
バランスとか栄養価とかにこだわらずに 自分のお気に入りの食器やマットを使ったり、デパートの地下で自分へのご褒美として美味しそうな惣菜やワイン デザートを買ってみて。自分にとっての『特別』を週に1回でも演出して楽しんでみるのはいかがでしょうか。
ゆかり さん
家族や友人と一緒に食べて、食事を楽しい時間に
私も一時期、食べることが義務的になっている時期がありました。
仕事が忙しく、帰宅時間も遅い。なので、家に帰っても作る食事は、簡単に作れるものばかりでした。私がまた食事を楽しく思えるようになったのは、実家に帰り家族で食卓を囲んだことでした。
一人暮らしを始めてしばらくは楽しく過ごしていましたが、仕事仕事の毎日にストレスが溜まり、だんだんと楽しみも減ってきていました。誰もいない家に帰っても話し相手がいませんからね。
それから休みの日や夜勤明けなどで予定のない日は実家に帰り、家族と食卓を囲むようにしました。不思議なもので、それから自然と食事が義務化する気持ちはなくなりました。
家族(友達でもいいと思います)と温かい雰囲気で食事をすることでストレスが緩和したのではないかなと思っています。少しずつ楽しく食事できる空間や回数を増やしていってはどうでしょう?おのずと食事が義務化する気持ちは減っていくのではないでしょうか?
ラッコ さん