コラム
  • 公開日: 2014/1/8

【連載】ナースの転職知恵袋

去り際のゴタゴタ、カッコ悪い!スムーズに退職するための5つのマナー

スムーズかつ円満に退職する秘訣

「強烈な引き留めにあった」「時間が無くて引継ぎが終わらない」「寮のカギ、返すの忘れてた・・・」
退職前にこのようなゴタゴタが起きると、スムーズに退職できないことも。

ここでは、ゴタゴタを避け、スムーズかつ円満に退職するための5つのマナーを解説します。

退職意志は退職日の1~2か月前には伝える

労働基準法では、退職意志は「退職日の2週間前までに伝えること」と定められています。
ただ、実際は「退職日の1~2か月前」、最低でも「次月シフトが出る前」には上司に伝えたいもの。

もしも退職日ギリギリに意思表示した場合、シフトの組み直しなどが発生し、職場に迷惑が掛かります。
自分より職場の都合を優先する協力的な姿勢が、円満退職を叶える一番のカギなのです。

退職意志は「相談」としてやんわり切り出す

上司に退職意志を伝える時、唐突に退職願を突きつけても、即突っ返されるのが関の山。
まずは「実は退職を考えていまして・・・」と、相談するように切り出すのが円満退職のコツです。

その際、退職理由が曖昧だったり、退職を迷う様子を見せると、引き留められる可能性大。
相談という体を保ちつつも確固たる退職理由を示して、意志が揺るがないことをアピールしましょう。

後任者への引継ぎは入念に

退職意志を伝えた後、もしあなただけが行っていた業務などがあれば、後任者への引き継ぎを行います。
口頭での説明だけではなく、後から見返せるようなマニュアルまで作っておけば完璧!

引継ぎが中途半端だと、辞めた後で「○○ってどうやるんですか?」と電話が掛ってくる可能性も。
「自分が辞めても業務に穴は開けない」と心に決め、充分な時間を掛けて入念に行いましょう。

返却するもの・受け取るものを把握する

退職するにあたり、返却するもの・受け取るものは何かを、しっかり把握しておきましょう。
返却・受け取り忘れで新しい職場に入職できない・・・となっては元も子もありません。

  • 返却するもの→健康保険証・職員証・寮のカギ・ユニフォームなど経費で購入したもの・機密資料など
  • 受け取るもの→雇用保険被保険者証・離職票・年金手帳(病院が保管している場合)・源泉徴収票

受け取るものに関しては、退職後に郵送される場合が多いです。いつまでに送ってもらえるかも要確認。

完璧な整理整頓で立つ鳥跡を濁さない

引継ぎなどに追われると疎かになりがちですが、デスク周りやロッカーの整理整頓・清掃もお忘れなく。
私物やゴミ、貼りっぱなしの付箋やシールは処分し、誰もが気持ちよく使える状態にしておきます。

辞めた後にロッカーを開けたらゴミだらけ!!では、「残念な人」と思われても仕方ありません。
自分が使ったスペースぐらいはピカピカに磨き上げてから、職場を去りたいものです。

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