心と財布を温める♪冬ボーナス時期到来
早いもので、今年も12月が近づいてきました。
肌を刺す風は冷たくても、ボーナスへの期待で心はホカホカ?な人も多いことでしょう。
そこで今回は、看護師のボーナス事情を解説。
【看護師の平均ボーナス額】や【高額ボーナスが期待できる職場】そして、【ボーナス後転職の注意点】の3項目を詳しく解説します!
看護師の平均ボーナス額
2014年冬の民間企業のボーナス平均支給額は、前年と比べて2%前後の伸び率との見方があり、大企業の社員を中心に、個人消費が高まることが期待されています。
気になる看護師の平均ボーナス支給額は、年間89万1,909円というデータがあります。
これは、管理職でないフルタイム勤務の正規職員で、平均年齢36.0歳の場合です。
(「2012 年 病院勤務の看護職の賃金に関する調査」日本看護協会調べ)
実は、労働基準法などの法律に、雇用側はボーナス(賞与)を支給すべき、という決まりはありません。
支給の有無はもちろん、支給金額も、職場によってまちまちなのは、そのためです。
お金が全てではないけれど、頑張った分がお金で返ってきたら嬉しいですよね。
看護師が高額ボーナスを受け取れるのは、どんな職場なのでしょうか?
高額ボーナスが期待できる職場
公立病院→基本給の額がボーナスの高低に影響する
民間病院と公立病院を比べると、公立病院の方が、ボーナスが高めの傾向があるようです。
その訳は、基本給の額。ボーナスは、「基本給×○ヶ月分」で算出されることが多く、基本給の高低はボーナスの額に大きく影響します。
民間病院に比べて、手当があまり付かない公立病院は、実は民間病院よりも基本給が高め。月給は民間病院の方が高くても、ボーナスを含めた年収では公立>民間というケースが少なくありません。
美容系クリニック→売り上げ目標達成でボーナス+αも!
多くの美容系クリニックでは、保険適用外診療を行っており、1回の施術で数十万、数百万の大きな収益が入ることが珍しくありません。
そのため、看護師の基本給やボーナスも、他のクリニックより高めに設定されている所が多いようです。
また、営業ノルマがある職場では、クリニックで扱う化粧品などの販売ノルマを達成すると、業績給がボーナスにプラスされる場合もあります。
もちろん、上記2つの職場なら、必ず高額ボーナスが受け取れるというわけではありませんし、経営状態や経営者の方針によって、上記以外でも、ボーナス実績が高水準の職場もありえます。
転職者急増!冬ボーナス後転職の注意点
11~12月は、「どうせならボーナスをもらって辞めたい」と、冬ボーナス後転職を狙う人が増える時期。
普段は空きが出ない人気病院からも人が辞めやすくなるため、思わぬ好条件求人に出会える可能性が高い時期でもあります。
ただし、条件の良い求人ほど、あっという間に充足することをお忘れなく。
ライバルに勝ち、希望の職場に内定するためにはのんびりしてもいられません。
興味のある事業所の募集要項を見てみる、希望条件を箇条書きにするなど、転職に向けたはじめの一歩を、今日から踏み出しませんか。