病棟と外来、難しいのは…？

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外来と病棟、どっちが難しい？

■比べられません

外来と病棟は別物です。どちらが大変かなんて判断出来ません。

どちらにも医師や患者・家族がいるわけです。でも、看護師によって不向き・向きがあると思いますよ。

病院規模にもよるかと思います。一概に「外来が大変」「病棟が大変」とは判断できないし、向き不向きは大きいと思います。

外来、病棟どちらとも経験しています。甲乙つけがたいですね。どちらとも、慣れるまでは。

■外来の「ここが大変！」

私は外来の方が楽ですが、保険会社や薬局などからの問い合わせや、クレーマーの対応は面倒でした。急外はバカらしい患者も来るので嫌いでした。

対応する人のバリエーションが病棟よりもずっと多い！また、病棟では考えられないくらい電話対応が必要になります。

外来は事務的な事が多かったり、患者さんの苦情対応等サービス業色が強いと思いました。短時間に必要な情報収集をして優先順位を決めたり必要な検査の準備をしたりと一人で判断しなければならない場面も多かったです。

外来は病院の顔と云われる事もありますが、確かに接遇も大切なスキルです。入院患者さんと違い滞在時間も短く、二度と会うこともない方々ばかりです。ですので、対応も早く的確なものが求められますし、最近の患者さんのニーズも高くなりつつある傾向にあると日々感じています。

患者とは短期間しか会えないので、要領よくしないと、時間内に仕事が終わらない。

■外来の「ここが良い！」

病気に対してのアセスメントをしっかりしたのは外来でした。ここが患者様の初めての入り口です。病棟にはない珍しい症例や対応があります。

外来はカレンダー通りの休みで子供がいると合わせ易かったですが、平日の休みは取りにくかったです。

病棟の方が大変ですよ。症状アセスメントは当然、急変の対応に入退院の対応、処置や検査に手術前後の看護。全く休む暇はありません。外来は午後には一段落するから羨ましいかぎりです。

なんといってもうれしいのは、定時で帰れることですね。よしあしがあるけど、慣れたら急変とかも強くなりいいとおもいます。

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イラスト・なしま