【精神】歩道を歩いている途中で立ち止まってしまったAさん。「ブロックの継ぎ目を踏んではいけないという考えが、頭のなかで繰り返され動けない」という。Aさんの症状はどれか。
1.連合弛緩
2.観念奔逸
3.思考途絶
4.強迫観念
―――以下解答―――
(解答)4
<解説>
1.(×)連合弛緩とは、話のテーマが脈絡なく次々に変わって、支離滅裂な内容の表現になってしまうことをいう。
2.(×)観念奔走とは、思考の流れが速く、目的から離れた観念が表面的な結びつきで次々と現れることをいう。
3.(×)思考途絶とは、思考の障害で思考の進行が、突然途中で止まってしまうことをいう。
4.(○)強迫観念とは、不合理だと分かっているのに、ある観念が湧いてきて取り除けず、自分の行動が支配されてしまうことをいう。