• 公開日: 2014/1/20
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【在宅】脳幹出血で四肢麻痺となった78歳の女性が退院し帰宅することとなった。長男の妻が「私が仕事をやめて介護すると家族に決められました」と沈んだ様子で看護師に話した。最初の言葉かけとして適切なのはどれか。

【在宅】脳幹出血で四肢麻痺となった78歳の女性が退院し帰宅することとなった。長男の妻が「私が仕事をやめて介護すると家族に決められました」と沈んだ様子で看護師に話した。最初の言葉かけとして適切なのはどれか。

  1. 「あなた自身はどのようにお考えですか」

  2. 「ご心配と思いますが、なんとかなりますよ」

  3. 「在宅介護の方法はどのくらいご存知ですか」

  4. 「介護サービス事業所の電話番号を教えましようか」

―――以下解答―――









(解答)1 

<解説>

1.(○)長男の妻自身がどのように考えているのか、探ることが重要である。

2.(×)在宅での長期介護となる可能性もあり、負担は大きく安易ななぐさめは不適切である。

3.(×)在宅介護の知識よりも、この場合は長男の妻の思いや感情に焦点を当てるほうが適切である。

4.(×)介護サービスの情報よりも、長男の妻の思いや感情に焦点を当てるほうが適切である。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング