前回に引き続き、実家の介護事業所で訪問看護ステーション導入に向け修業中のスタッフをご紹介します。
スタッフ全員で答えを見つける
訪問看護ステーション立ち上げのノウハウを学ぶために日々奮闘している村山真美。総合病院の看護師を辞めて2カ所の小規模ステーションで経験を積もうとしたものの、期待した働き方ができずにケアプロへやってきた。その村山が驚きの顔を見せる。
「現在、足立区のサテライトで現場に出たりしていますが、週1回の事業部会議にはスタッフ全員が参加しなければなりません。収支報告、利用者数のデータなど、ステーション運営に関わる全てを開示しているんです。
何をどう改めれば、利用者さんも事業所も潤うのか、スタッフ一人ひとりが考え、答えを見つける努力をしなければなりません」
ここで修行できてよかった
新人教育プログラムは、現在2年目の小瀬文彰が自身の経験を振り返りながらシステムとして確立しようとしていることも、村山にとっては驚きだ。
「教わりたいこと、学びたいことは、自発的に貪欲に追求することが大切です。そして、それに応えてくれるケアプロの心意気がすばらしい。ケアプロで修業できてよかったと実感しています」