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看護師で働き始めてから、女社会だから…とか、どこで働いても似たようなもの…とか、職場に対する諦めのような言葉をよく聞きます。
せっかく努力して得た資格で働いているのに、諦めのような思い?を持ちながら仕方なく働く、それって向上心にも繋がらないのでは…
看護師って素敵な仕事なのに悲しい職業になってしまうように思うので…
「看護師」って、どんな職業…?
■看護師の仕事とは?
個人情報に触れる機会が大変多いので、守秘義務へのモラルが問われる仕事だと思います。そしてナイチンゲールが看護覚え書きに書いている様に、人間の人生そのものに介入していく仕事だとも思います。
命を救う仕事、命を預かる仕事、命の生まれることをサポートする仕事。最期を見届ける仕事
誇りに思う機会よりも、無力さを痛感するか機会が多い仕事だとは思います。
■不満が溜まる原因は、看護師の仕事柄?
自分の行為が患者さんの死に直結するかもしれない。 だから、みんなピリピリ神経をとがらせているのは当たり前だし、愚痴だって言いたくなります。
守る仕事であるためか、積極的に変えていこうという攻める意識が薄い。古臭いしきたりをいつまでも守りますよね。問題が起こると個人を責めてしまったり、他職種と問題を共有しないで看護部だけで問題解決しようとしたり、そういう風土が不満を募らせやすいんだろう
汚れ仕事も多いし、助かる命と亡くなる命とが混同している場所に身を置いていたら… 諦めることでしか線引きが出来ない場面にも遭遇するでしょう…
命を預かる仕事だから厳しく律する事も大事だし、やりがいのある職業とは思います。
でもそれは自分を厳しくするのであって他者に自分の価値観を押し付けるものではない。「女社会だからこんなもの」で業界が腐りきってるから看護師は辛い職業になると思う。
■やりがいは、看護の質と比例する…?
どのギョーカイでも同じかと思いますが、クオリティの高い看護師集団の病院病棟と、そうでないとことでは、これが同じ資格保持者かっ!?というくらい何から何まで違います。
質の良い医療を提供できる環境であればあるほど、女の世界だからということは感じませんでした。女性特有のいじめや陰湿な嫌がらせをするような職場があることは事実ですが、そこには医療に対する考え方の違いや、年齢的なものも含んでいると感じます。
仕事は仕事と考えられない、自分の考えに賛同できない人を排除しようとする。そのような傾向にある職場は、時間的な余裕があるのに向上心がなく、良い医療の提供についてを話し合ったりできない、悪循環があるように感じます。
環境って大切。看護に対してのモチベーションが違ってきますから。
■「看護師」の仕事、いいところって?
皆、人が、看護が好きだから、看護の仕事に遣り甲斐と誇りがあるから続けれるんだと思いますよ。それって、悲しくないし、素敵なことだと思いますけどね。
世の中、様々な事情で納得のいく生き方ができない場合が多いです。看護師であれば、労働市場の流動性と労働環境の多様性から、少しでも自分が生きがいを感じられる働き方ができる可能性があるのでは?
それぞれに合った働き方や職場が選べること。自分の特性や得意分野を考えて、分野や職場を変えるのは、よくあることです。
■働くために、忘れてはいけないこと
他者の生命や人生にかかわる仕事としての責任感
しっかりした自分の考えをもって仕事をすればいいと思いますよ。人は人、自分は自分
どの職場、どの社会でも考え方次第だと思います。資格を取っても適応できない人もいます。しっかりとした信念を持ち、周りに流されないこと、それが大切です。個々に看護に対する考え方も違いますから。
関連トピック:「
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」
イラスト・なしま