まなび
  • 公開日: 2020/1/13

顔に集中しやすい副作用、遅発性ジスキネジアとは?

遅発性ジスキネジア
読み方:ちはつせいじすきねじあ

 

遅発性ジスキネジアとは

自分の意思とは無関係に起こる不随意運動で、口・頬・舌・下顎に見られることが多く、首や身体がゆっくりとねじれるように動くこともある。抗精神病薬を長期に服用していることで起きる。一度起きると不可逆的で、薬を中止しても治らない。

四肢や頭部の舞踏様の運動、痙性の強いジスキネジアは、パーキンソン病にみられる。

顔にでる症状の特徴

  1. 舌が大きくうねる
  2. 舌を突き出す
  3. 舌なめずり
  4. 口唇をすぼめる
  5. 眼をパチパチさせる

口をモグモグさせることもあり、ラビット症候群と呼ばれることもある。

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