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  • 公開日: 2019/11/15
  • 更新日: 2019/12/10

カンボジア第1日目は手術室|仲本りさのナース日記【カンボジア編②】

こんにちは!仲本りさです。

ジャパンハートこども病院に到着して2日目。
いよいよ病院での医療活動が始まりました。

活動時間は朝の8:00~17:00。 お昼に1時間半の休憩があります。 ちょうど、日本の病院で日勤をする感じです。

さて前回記事でも少し触れましたが、ジャパンハートこども病院では 主に「手術室・成人病棟・小児病棟・周産期医療」の4つに分かれて活動しています。

この日、私は手術室での活動を行うことに…

ジャパンハートの医療を支えている「手術治療」は カンボジアに常駐している長期ボランティア医師だけでなく 普段は日本で働きながら、定期的に短期でカンボジアに来て予定手術を行う…という形で 活動されている医師もいらっしゃるそうです。

私は、日本では普段、外科病棟で働いているため、手術室の経験は全くありません。

長期ボランティアで手術室を担当している看護師さんも 日本でのオペ室経験はなかった人も多いのだとか。

カンボジア人看護師の中には「麻酔看護師」として資格を持って、 麻酔をコントロールできる看護師さんがいました。

麻酔導入を行うことができ、患者さんの全身管理をしながら 視野も広く、英語・クメール語・日本語を使いながら状況判断して 手術の進行を支えている様子が印象的でした。

この日、短期ボランティアの私は、 術野を照らすライトの調整や物品の整理、ハエ叩きや ガーゼを数える、外回りの仕事、などなどを、 長期ボランティアの先輩から指導を受けつつ行いました。

宿舎での様子

宿舎では、ご飯におかず1~3品を各自よそって食べるスタイル。

ミャンマーのご飯もとても美味しくて、日本人の口には合うなあと思っていたのですが… カンボジア料理もおいしい!そして、ミャンマーと違ってカンボジア料理は辛くない!

シャワー室はお湯が出るところが2つ、水のところが2つあり、 スタッフが順番に入るスタイルです。 時間が被らないように注意が必要でしたが それほど注意を払わなければならないほどではありませんでした。

そして、ボランティアスタッフの部屋はこんなところ! 一部屋に5名から8名程度のスタッフがゴザを敷いて寝起きしていました。 床は大理石でちょっと硬かったので、マットがあるとよかったかもな…と思いながらも 結局は毎日爆睡していました(笑)

大人になってから、ほとんど体験することがなくなった寮生活。 ここに来るまで会ったことのなかった人と、 ボランティアに参加しようと思ったきっかけなど いろんな話ができることもまた、面白さの一つでした。

活動日初日、旅疲れもあり、早々に泥のように眠りに落ちました。

 

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著者紹介

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仲本りさ(risa_rsrs)
看護や日常で感じたことをイラストにした投稿が人気の現役ナース兼イラストレーター。Instagramのフォロワー数は40,000人以上。(2018年10月現在) 2018年 「現役看護師イラストエッセイ 病院というヘンテコな場所が教えてくれたコト。」を出版。

仲本りさ×ナース専科インタビュー