エッセイ

看護師の転職失敗談。いい職場を見つけるためにやるべき3つのこと

2019/8/24

「看護師は仕事が見つかりやすい」「転職先がダメでも、次がすぐある」と思っていませんか?今回は、看護師がやりがちな転職失敗談から考える、いい転職先を探すために必ずやるべきことをご紹介します。

 

看護師がやりがち!な転職失敗談

いい転職先を見つけるために、まずは看護師がやりがちな転職失敗談を3つ、ご紹介します。

「未経験でもOK」という言葉を信じて転職したのに

Aさんは新卒として入職した病院を3ヶ月で退職し、転職活動をしました。そして、「未経験でもOK」と記載されていた、介護関係の会社へ転職。しかし、転職先では「看護師なのにこんなことも知らないの?」と看護職以外のスタッフから毎日のように言われてしまいました。

「未経験でもOK」と記載されていたのは、それはあくまで「その業種」での話であり、看護師そのものではなかったのだと、Aさんは転職後に知ったのです。

「職場が嫌→すぐ転職」を繰り返した結果

Bさんは、「最低でも3年働けば、どこでも看護師として働ける」という言葉を聞き、1つ目の職場で3年間働いた後、転職をしました。しかし転職先が自分の思ったようなところでなかったため、「まぁ、看護師としての経験が3年間はあるし」とわずか数ヶ月で退職。その後も納得のいく転職先に出会えず、数ヶ月ごとに転職を繰り返しました。

ついに「ここなら働けそう」と感じた転職先を見つけましたが、応募後に関係者から「こんな短期間で転職を繰り返している人は、申し訳ないですが採用できません」と言われてしまいました。

「24時間の院内保育」「リゾートホテルに格安で宿泊」福利厚生が良くて選んだものの…

幼い子どもがいるママナースのCさん。夜間に子どもを見てくれる人がいないため、「24時間保育のある病院」を条件に転職先を探していました。

また、Dさんは趣味が旅行だったため、「ホテル関係の福利厚生が充実している」転職先を希望していました。

それぞれ無事に希望の福利厚生のある病院へ転職しましたが、24時間保育のある病院では365日子どもを預かっているというわけではありませんでした。また、リゾートホテルへ格安に泊まれるという福利厚生は、使える期間がとても短く、利用している人はほとんどいないことがわかりました。「転職前に知っておきたかった・・・」とCさん、Dさんは後悔し、頭を抱えています。

 

いい転職先を探すために、必ずやるべき3つのこと

今回ご紹介した例は、多少の違いこそありますが、よく聞く失敗談といえます。 ではこういった失敗をせず、いい転職先を探すために必ずやるべき5つのことを、ご紹介しましょう。

「本当に転職しか改善方法がない」のか、考えてみよう

まず、転職するにあたり「なぜ自分は転職するのか」を自問自答してみましょう。「先輩との仲が悪いから」「なかなか定時に帰れないから」という理由は、看護師の転職において多い理由ですが、本当にその問題は、転職後解消されるでしょうか?

まずは、自分の問題について「今の職場で改善できるかどうか」を様々な手段を用いて解決策を探ってみてください。そして、「転職以外、もうこの問題の解決策はない」となったとき、改めて転職活動をすることが、良い転職先を探す絶対条件です。

自分にとって「絶対に譲れない条件」を1つ決めよう

転職しか方法がない、という場合、その理由こそが「転職先に絶対に譲れないこと」になるはずです。

例えば筆者の場合は、保育園児が2名おり、どんなに遅くなっても夜は一緒にいたいという思いが強かったため、「夜勤がない職場」が絶対に譲れない点でした。このような「絶対に譲れない条件」が叶えられる職場であれば、それは必然的にあなたにとって「良い転職先」であるといえるでしょう。

自分が転職先を決める、という意識を持とう

看護師が転職するにあたり、多くの方が「転職をサポートしてくれる会社」へ登録されているかと思います。このとき、ぜひ心がけたいのが、「自分が転職先を決める」ということです。

確かにサポートしてくれる会社の担当者はとても親身に相談に乗ってくれますし、自分の知りたかったことをたくさん知っているので、心強い存在です。でも、あくまで転職するのは自分自身です。納得できる転職をするために、「なぜ自分がこの転職先を候補にいれたのか」を明確にし、きちんと情報収集を行ったうえで、最終的に「私自身がこの転職先を決めたんだ」と思えるようにしていただけたらと思います。

 

転職後、「こんなはずじゃなかった」と思わないために

今回ご紹介した内容はすべて、転職後「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために必ずすべきこと、ともいえます。

筆者はこれらを精査した結果、今は多少の不満こそありますが、もう転職しようとは思わずに「この職場で長く頑張ろう」と思うことができています。ぜひ皆さんも、「後悔しない転職」をしていただけたらと思います!

 

この記事を書いたのは

山村 真子

看護師として働きながら、ライターの仕事もしている、アラフォーママナース。看護系以外にも、育児や病気、介護など幅広い分野の執筆を行っています。時短勤務中だが、毎日定時に帰れるはずもなく、保育園の送迎はいつもギリギリなのが最近の悩み。

イラスト・k.nakano

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