過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップして出題!
今回の出題分野は…
老年期に特徴的な身体変化とは?高齢者への看護の注意点を復習!
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それではさっそく問題を解いていきましょう!
第1問
Aさん(87歳、女性)は、6年前にアルツハイマー型認知症を発症した。在宅で療養していたが、夫が介護に疲れたために施設に入所した。現在、長谷川式簡易知的機能評価スケール<HDS-R>10点、障害高齢者の日常生活自立度判定基準B-1である。下肢筋力や立位バランスの低下がある。自宅では自分で車椅子に移乗してトイレに行き排泄していた。尿失禁はなかった。入所直後、Aさんは表情が険しく落ち着きがなく、看護師が声をかけても応じない。自発的にトイレに行きたいという発言はなく、着衣を尿で汚染することが多いためトイレ誘導を行うことにした。
看護師の対応で最も適切なのはどれか。
第2問
Aさん(87歳、女性)は、6年前にアルツハイマー型認知症を発症した。在宅で療養していたが、夫が介護に疲れたために施設に入所した。現在、長谷川式簡易知的機能評価スケール<HDS-R>10点、障害高齢者の日常生活自立度判定基準B-1である。下肢筋力や立位バランスの低下がある。自宅では自分で車椅子に移乗してトイレに行き排泄していた。尿失禁はなかった。入所直後、Aさんは表情が険しく落ち着きがなく、看護師が声をかけても応じない。自発的にトイレに行きたいという発言はなく、着衣を尿で汚染することが多いためトイレ誘導を行うことにした。
入所後2週。Aさんの表情は穏やかになり行動も落ち着くようになった。自発的に車椅子に乗り廊下を移動している。尿意はあるが、尿失禁が続いている。尿失禁の状態を把握するために行う看護師の対応で適切なのはどれか。
第3問
Aさん(87歳、女性)は、6年前にアルツハイマー型認知症を発症した。在宅で療養していたが、夫が介護に疲れたために施設に入所した。現在、長谷川式簡易知的機能評価スケール<HDS-R>10点、障害高齢者の日常生活自立度判定基準B-1である。下肢筋力や立位バランスの低下がある。自宅では自分で車椅子に移乗してトイレに行き排泄していた。尿失禁はなかった。入所直後、Aさんは表情が険しく落ち着きがなく、看護師が声をかけても応じない。自発的にトイレに行きたいという発言はなく、着衣を尿で汚染することが多いためトイレ誘導を行うことにした。
入所後3週、排尿行動の自立を目標とする看護計画を立案した。看護計画として最も適切なのはどれか。
第4問
介護老人福祉施設に入居中の高齢者。認知症高齢者の日常生活自立度判定基準IV、四肢の麻痺はない。衣類の選択について最も適切なのはどれか。
第5問
Aさん(80歳、女性)は脳血管性認知症、MMSE18点で施設に入所している。看護師が「お風呂に入りますよ」と声をかけるとAさんは「男の人が入っていないか」と尋ねる。看護師が「男の人はいませんよ」と説明するがAさんは「本当にいないのか」と繰り返し、なかなか納得しない。Aさんへの看護師の対応で最も適切なのはどれか。
第6問
加齢による身体生理機能の変化とそれによって影響を受ける薬物動態の組み合わせで正しいのはどれか。
第7問
介護保険サービスについて正しいのはどれか。
第8問
加齢によって高齢者に脱水が起こりやすくなる理由はどれか2つ選べ。
第9問
高齢者のエイジズムについて正しいのはどれか。
第10問
Aさん(75歳男性)は1人で暮らしている。Aさんは耳鳴りが気になり耳鼻科を受診したところ老人性難聴と診断された。Aさんは医師から補聴器の使用を勧められたが「どうせ1人で誰とも話さないから必要ない。生活していて不便なことはない」と言う。Aさんへの説明として適切なのはどれか。
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