編集部セレクション
  • 公開日: 2018/10/17
  • 更新日: 2020/1/28

「看護師」って何?知識のある医療事務?医師のお手伝い?

「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を 紹介しています。

仕事すればするほどわからなくなる。
ちょっと知識のある医療事務なのかな。
時には医師の手伝い。
時には患者の言った事を医師や他職種に伝える動くICレコーダーみたいな役割。
看護師ってなんなの。

あれもこれも、バタバタと忙しい毎日に、「看護師って何だろう」と思う瞬間、ありませんか?みなさんの思う「看護師」をまとめました。

 

「看護師」って何だろう?

■一言で言うと…?

なんでも屋さん?!

いろんな職種とのパイプラインと、良い方に考えます。。

看護師って何でも屋だよな~、と思ってます。そこに卑下する気持ちはありません。むしろ、何でも屋であることがスゴイんじゃね?ぐらいに思ってたりする。

■確かに「何でも屋」だけど…

「看護をする」その行為で患者様が快くなったり病気が治る過程ではやく治るよう手助け出来る仕事だと感じています。常に患者様の近くに居る。だから、気が付く事もあると思います。

事務仕事であっても、伝言役であっても、それが業務であって、それが患者のためになるなら行うのが看護師だと思います。

ちょっと知識がある医療事務レベルじゃ務まらないし、医師の介助だって介助中、患者さんの状態をみますよね?患者さんの言ったことだって、ICレコーダーのようにただ伝えるだけですか?

看護師になって15年たちますが、今は患者さんにとっての“何でも屋”になりたいっておもいます。仕事内容にとらわれず、患者さんがその人らしい生活をおくれるなら出来るだけの手助けはしたいから。

■あなたにとって「看護師」とは?

子供の頃に入院したことがあるのですが、その時の看護婦(当時名称)さんは特別な存在でした。あなたの仰るどれでもなく、入院中の心の拠り所でした。
でも何をすればそうなれるのか説明するのは難しく、自分でそうなれたかも自信がないです。

病気の人をホッとさせる存在でありたいと日々過ごしてます。怖い検査も、処置も、充分な説明によって和らぎますし…
病気で困っている人の2番目に身近でサポート出来る存在でありたいと思います。1番目はもちろん、ご家族様ですよね~

先輩には、医学的技術や知識を使って、医師と患者さんの間を取り持って、最後に優しく「お大事に」と言うのが仕事と教わりました(嫌な患者でも)。
病状説明の最中は医師にとってはICレコーダーかもしれませんが、終わった後に患者さんに声をかけている自分は看護師だと思っています。

看護師は看護師ですよ。人の間でコミュニケーションを図り、何が患者にとって良いのかを個別で観る。医療技術や知識がなければそこに関われないですよね。

手を当てて看る…なので手を当てて人を観察する人。記録や医師への報告、リームでケア・もう仕送り・日勤~夜勤での観察。これらは看護師じゃないとできないことと思います。

■たどり着くのは、「誰かのために」

改めて看護の定義を調べると…あらゆる人に行うケアの総体。提言・研究・マネージメントへの参画(ICN定義の意訳)
な・なんですと!?つまり、すべての人にあらゆることを行うことが看護なんですか!?そりゃ、疲弊もしますよね…。頑張ろ…

看護師だから病人だけの看護だけではもったいないと思います。人の健康を支える仕事として広く捉えると、様々な仕事沢山ありますよ。

最終的には誰かのために患者さんのために、病院のためにですかね。資格は持っているけど、看護師だからこれはやりませんあれはやりませんと線引きするのは難しいような気がします。(限度にもよるけど)

関連トピック:「 看護師って何?

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