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わたしは点滴を合わせる時、点滴がぶら下がった状態でそのまま残量をみて、残量を時間で割って合わせ直してます。
しかし、先輩によっては点滴を両手で横に引っ張った状態で残量をみてる方がいらっしゃいました。
どちらが正確なのか教えていただきたいです。
本体の点滴のときはそれほど気にしていなかったのですが、最近24時間で落とす5-Fuもみることが多くなったため、正確にやらなければいけないと意識するようになりました。先輩方も人によってやり方が違うので本当はどうしたらいいのかおしえていただきたいです。
点滴の残量確認、正しい方法は?
■ぶら下げたまま?引っ張って見る?
先輩は余計なテンションをかけて残量確認をしているようですが、ではその力加減は一定でしょうか。軽く引っ張って残量確認する方法と、思いっきり引っ張って残量確認するのとでは、明らかに違いが出ると思います。
主さんは正解です。まあ、DIV管理する機械があれば確実に落ちますけど、手で合わせると患者さんの体動によってはずれます。
バッグの目盛りはあくまで目安だと思います。横に引く力で変わると思いますので、メモリは吊るした状態で読むのではないでしょうか?
人によって引っ張り具合がちがったりするので重力に任せて見るように統一しています。
■引っ張って見るものもある
フルカリックとかの高カロは袋がたゆむというか歪むから、横に引っ張って(袋をある程度平らにして)確認してるって話ではないのでしょうか…
パックの点滴は少し横に引っ張って見るというのはあります。パックは下に行けば行くほどふくれることができるので目盛りが曖昧になります。その為すこし液を均等にするように横に引っ張ってみる方が少し正確に近いという事がわかりました。
ビーフリードのようなバックのときは両はしをひっぱって残量確認して落とす時間を確認して滴下をあわせたほうがいいと思います!
■そもそも、ポンプ使わないの…?
本当に正確にいかなければいけないのは輸液ポンプを使うし、それ以外の24hキープは大体で残量確認して合わせればいいので、あまりどちらのやり方でも変わりはないと思います。
本当に正解に測定するのであれば、ポンプを使用し、四時間毎にルートの位置を変えるべきですよね。
24時間かけて微量投与の時は輸液ポンプを使わないと大量投与になる可能性があると思います!
24時間で落とすような薬剤は機械を使うべきです。特に5FUなどフリーハンドは危険です。
■こんな意見も
空になったボトルに注射器などで正確に計量した水を注入しながら、自分で確認してみてはいかがでしょうか?自分で検証してみてもおもしろいのではないかと感じました。
点滴ボトルの種類にオープンとクローズがあります。今はほとんどクローズです。この違いを理解出来れば、どのように確認すれば良いのかわかりますよ。最近はオープンのものがほとんど無いので貴方の先輩たちも理解していない方々が大半だと思いますよ。
手技の違いを問題提起し、統一した確認方法をスタッフで共有することが重要だと思います。
関連トピック:「
点滴のあわせ方について
」
イラスト・なしま