過去5週にわたり、「患者さんに寄り添うってどういうこと?」という質問に対する回答をご紹介してきたこの企画。
最終回である今回は、「患者さんに寄り添えた看護or寄り添えなかったと思った看護」エピソードをご紹介します。
それでは、どうぞ!
最終回である今回は、「患者さんに寄り添えた看護or寄り添えなかったと思った看護」エピソードをご紹介します。
それでは、どうぞ!
「患者さんに寄り添えた」「寄り添えなかった」と感じたエピソード
患者さんに寄り添えた
家族の事を心配して眠れない末期癌のSさんの為に、家族と密に連絡を取り合いました。
悩んでいる事を一つ一つ出来る範囲で潰していき、最後は笑顔で逝かれました。
→患者さんからの「ありがとう」は何物にも代えがたいですよね!気管切開後の患者さん。
カフ付きカニューレだったため喋ることができず、筆談や空書でコミュニケーションをとっていましたが、なかなか思うように訴えることができませんでした。
こちら側も解釈できず、お互いにもどかしい思いをしましたが、それでも時間をかけて訴えを聞きました。
その後スピーチカニューレになってから、「あのときは話を聞いてくれてありがとう」と感謝の言葉をいただいたときは「寄り添えた看護ができたかな」と思いました。