編集部セレクション
  • 公開日: 2016/8/22
  • 更新日: 2018/12/13

「異和感」?「違和感」?

私は看護師歴23年の正看です。現在介護付有料老人ホームに勤務しています。
介護者(ヘルパー)と看護とで記入するサービス記録があります。これに私は「いわかん」について「異和感」と記入したのですが、つい先日「違和感」と記載訂正するよう介護主任から求められました。
ナースになって20数年間、新人時代からこう書くのだと指導され、大学病院勤務中は「カルテ記載用語リスト」にも「異和感」と載っていたので信じて疑わずに来たのですが、改めて調べてみたら国語辞典では「違和感」は○、「異和感」は×なのです…
しかしながら周囲のナースたちは「異和感」で合ってる筈だと言います。医療用語としての「いわかん」の表記についてお聞きしたいと思いました。

一部の業界では普通であることも、一歩外へ出れば非常識、ということは多々あります。言葉づかいもその1つ。特に医療業界は、一般的には知られていない言葉も多いですし、独特の表現をすることもあります。
みなさんは「いわかん」をどう書きますか?ナース専科会員の意見をまとめました。

「異和感」?「違和感」?

■一般的には「違和感」

私のところでは、違和感で書いています。

「違」は何か間違っている。「異」は何かと比較した上で異なること。だから前者で良い。

私はずっと「違和感」と書いています。学生の時に異和感って使ってたかも思い出せないです…「異なる」と「違う」…日本語って難しいですね。

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