「ナースコールって、何のためにあるんだっけ?」を考えずにはいられなくなってしまうような、あり得ないナースコールをご紹介しているこの企画。
今回は「認知症」編です。理解力低下のため、ある程度は仕方ない…?いや、でも…。
それでは、どうぞ!
今回は「認知症」編です。理解力低下のため、ある程度は仕方ない…?いや、でも…。
それでは、どうぞ!
何から説明すれば…「認知症の方からのコール」
必要ないのは、いいこと…かな?
訪室したら、「私にはもう必要ないから、あなたにあげるわね。」と、夜勤中に認知症患者さんから言われ、ナースコールを授けられたことがあります。
落ち着いた「110番通報」
隣の病棟に入院中の認知症男性。夕食前ぐらいの時間でした。こちらの病棟まで来て、ナースコール。
「私は○○と申します。拉致をされた。他にも男性が1名、女性が2名の4名です。助けに来てください。ご飯も食べさせてもらえない、このままでは飢え死にしてしまいます。」と、とても丁寧で落ち着きのある110番通報でした(笑)
通報を受けたのて直ちに現場に向かいました。とりあえず飢え死にはしたくないだろうから、夕食を用意することを伝え、その後で犯人のことを聞くってことで、落ち着いていただけました。
夕食を食べた後は拉致をされたことはすっかりと忘れてしまってました。
初めに聞いた時はいたずら?と思いましたが、お名前を聞いて以前お世話させていただいた患者であったので、認知症の症状とわかり上記のような対応になりました。
突っ込みどころが満載
→クイズ大会の風景を思い浮かべると、とてもほのぼのしてしまいます(注・ただし朝一番)朝一番、ナースコールが鳴り訪室すると、認知症のおばあちゃん2人がナースコールを握ってクイズを出し合い、答えがひらめいたらボタン(コール)を押していました(笑)
ナースコールはクイズのボタンじゃないのに・・・。可愛くて思わず笑ってしまいました。