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【連載】ナース・エッセイ

患者様が教えてくれた「看護師に求める看護」

  • 公開日: 2015/8/19
  • 更新日: 2018/12/13

 

テーマ:看護師になって辛かったこと

患者様が本当に求めていた看護

essay 1

終末期の患者様の担当に

終末期の患者様を受け持たせて頂きました。
患者様は自身で動ける体力は残されいなく、日常生活動作は介助者がいて何とかできる状態でした。その様な状態でしたので、私は清拭や食事介助など日常生活動作を中心に援助していました。

患者様からの一言に、看護師を辞めようとまで…

コミュニケーションは訪室時にしていましたが、聞き取りにくく、話が噛み合わず、患者様より不満を訴えられ、いつしか必要最低限しか会話をしない状態になりました。
毎日、何をしても患者様は不満を訴えられ、ついには「お前が居なければ、こんな辛い体験をしなくてすんだんだ」と言われてしまい、看護師を辞めようか考えました。

患者様が教えてくれた「私に求めていた看護」

患者様が求められている看護は、その後、患者様より明かされました。
「何もしなくてもいい。ただ、そばにいて欲しい、手を握って欲しい」だったのです。
患者様は個室で普段から一人でした。寂しさ、孤独を感じていました。
何か特別な看護をするわけではない。ただ、そばに居て欲しかったのです。
この体験は辛かったですが、自身の看護を見直すきっかけとなり、患者様に感謝の気持ちで一杯です。

●執筆●ニョニョ さん

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