• 公開日: 2015/6/6
  • 更新日: 2018/12/13

新人採用は一人の職場。でも、常に支えてくれたのは…

テーマ:新人時代の思い出

支えられて

nurse docter

新人採用一人の部署に配属されて

私は新人でハイケアユニット勤務になりました。ハイケアユニットは新人採用一人のため同期はいませんでした。
細かくきっちりした先輩が多く、また毎日入院転棟急変対応で新人の頃からバタバタした毎日を過ごしていました。

職種の垣根を越えて励ましてくれた周囲の先輩方

他の先輩が変えてくれた点滴を、あとから内容確認しなかったときに、溶解液が生食ではなくブドウ糖になっていました。しかも糖尿病のある患者さんでした。気づいてすぐ医師に報告しました。作った看護師、繋げた看護師の責任ももちろんありますが、受け持ちだった私があとから確認していなかった事をとても叱られました。
それを見た担当医は死ななかったんだから、いいじゃない。と廊下で会ったときに声をかけてくれました。
新人で、自分のミスに落ち込んでいたので、その先生の言葉はとても励みになりました。

たくさんの先輩たちに囲まれて

逆に、先生にちょっとしたことを怒られたとき(内容は忘れましたが…)先輩たちがかばってくれました。
新人責めんじゃねーよ。担当医だろ。自分がしっかり見とけよ。直接ではなく裏でですが(笑)それがとても励みになりました。
医療者同士で支えあったり、いがみ合ったり、だからおもしろくて今も看護師を続けていられるのかな??

●執筆●H さん

このエッセイは 「ナースエッセイ」 にご応募いただいたものです。
あなたも「想い」を綴ってみませんか? ご参加は こちら から!

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング