アンケート
  • 公開日: 2015/3/15
  • 更新日: 2018/12/13

卒後10年以上の看護師さんに聞きました。「看護って、何ですか?」

4月から始まる新人教育に向けての講習で、「看護」そのものを振り返っている方も多いのではないでしょうか?
皆さんの「看護観」をご紹介していますが、今回は卒後10年以上の「ベテラン」の方々のご意見その2です。
「あなたの考える、看護とは何ですか?」
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環境を整えること

環境調整を行い、患者が治療に専念できるようにする。
看護師も環境である、看護師がいても、訴えを言える、言いたいことがいえる、そんな環境の一部に看護師もなれるといいと感じます。

患者さんのSOSに気づく

患者さんが救いを求めている時に、その気持ちを理解し、苦しみの原因となっていることを緩和できるように寄り添い、手助けできるように関わりをもつことだと思う。
今は透析室に勤務しています。苦しみの原因となることも患者さんの人数が多ければ多いほど様々です。
いつもは近くで見守り、安全に治療が受けられるようにを心がけていますが、時に患者さんからSOSのサインがあった時には、患者さんの話をじっくり聞いて
患者さんの気持ちを知って理解できるようにを心がけています。

それぞれの専門性を生かして

看護師になって20年、新人の頃は患者さんのために出来る看護を考え頑張ってきましたが、
今は後輩の教育、家族指導や退院支援を中心に行っています。
また、NST専門療法士の資格を取得してからはコメディカルとの連携など様々な業務に専念することが看護師としての責務になってます。
患者さんや家族が安心して生活出来る環境を整えて、これからあと20年笑顔を絶やさず頑張って看護師続けていきます。

→日々、「看護とは」と考えることも大切だと思います

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