「おかあさんがおかあさんになった日」
著者
長野ヒデ子
オススメポイント・エピソード
妊娠中から出産後までをハッピーに感動的に語っている絵本です。
お母さんがお腹にいる我が子を大事に大事に慈しんで、苦しんで出産し、今度は腕の中で大切に育てていくという妊娠から子育てが始まるまでの流れがよくわかり、読み進めていくと子どもであれば親からの愛情を感じられる様な内容となっています。
特に出産のシーンでは感動でつい涙が出そうになります。お子さんのいる方は出産の時を思い出し、つい感情移入してしまうようです。
また、子どもの頃から読んでいますが、幼心に自分もおかあさんになれる体なんだということを知り、自分が女であることを自覚しました。女性性の教育という面でも女の子には特にオススメです。
ちなみにおとうさんがおとうさんになった日という姉妹本もあるようです。