コラム
  • 公開日: 2015/2/3
  • 更新日: 2019/3/1

【連載】ナースの転職知恵袋

看護師資格・経験を活かせる在宅ワーク

新しい働き方!? ナースの在宅ワーク

「育児中や家事の合間に看護師ができる」と聞くと、一体どのような仕事をするのかと思われる方も多いでしょう。実際、看護師資格を活かして働くことができる在宅ワークというものは存在します。 その看護師の在宅ワークの種類と、求人の見つけ方、盲点になりがちなデメリットを紹介します。

看護師の在宅ワークにはどんな仕事がある?

看護師が在宅で働くという場合、次のような働き方があります。

◆保健指導

高齢者や企業の社員に対して、電話もしくは対面でカウンセリングをし、保健指導を行う仕事です。何件もの支援を行う相手の担当となり、指導を行います。

◆特定保健指導

特定保健指導とは、特定健康診査の結果、生活習慣病のリスクが高い人に対して、生活習慣の見直しをサポートする仕事です。看護師免許があれば働けますが、在宅ワークの場合、特定保健指導の経験が求められることが多いようです。基本的に電話で指導し、場合によっては個別面談や家庭・企業への訪問を行うこともあります。

◆健康管理相談員

人から健康相談を受けて、看護師としてアドバイスをする仕事です。対象は介護施設の利用者や在宅で療養中の患者さんです。電話相談のほか、訪問も行うこともあります。

◆看護師の転職情報サイトや、ブログ記事の執筆

数ある看護師専用の転職情報サイトのライター業務です。 看護師経験を活かして、WEB上で公開する記事を、主に自宅で執筆します。PCスキルと、文章力が必須です。

仕事の見つけ方は?

保健指導・健康相談業務に関しては、一括して請け負っている企業などに登録して、仕事を紹介してもらう方法があります。 ライター業務については、看護師転職情報サイトで募集がかけられる場合があるので、地道にサイトをチェックする、または、自分から問い合わせてみても良いでしょう。

在宅ワークのデメリット

在宅勤務は、育児や家事に忙しい時期の看護師にとっては魅力的に映ることもあるかもしれませんが、現実的には注意しなくてはならないこともあります。
  • ・求人自体が少ないので、見つけにくく、競争率も高い。「電話+訪問(対面)」でなく、「電話のみ」の求人は、特に希少。
  • ・仕事で分からないことがあったとき、すぐに上司や同僚等に相談できない
  • ・同じ仕事をしている保健指導や相談員の人が、どのような仕事をしているかが見えない
  在宅ワークは、病院やクリニックで働く一般的な看護師と比べて、かなり特殊な働き方であることを理解しておきましょう。 また、本業に加えて副業として在宅で働く場合は、気をつけるべきリスクもあります。 (こちらで詳しく解説しています。)

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編集 ナース人材バンク
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