テーマ:立場逆転!ナースが「患者」になった時
大学病院と一般病院との差
一晩中届かなかった訴え
一般病院で働いているので、点滴針の刺し替えは看護師が行っています。
以前、大学病院に入院した時、痛みもあり明らかに点滴が漏れていた為、医師が刺し替えする事も分かっていましたが看護師に伝えました。
看護師が刺し替えを出来なかったからでしょうか、『大丈夫ですよ。ちゃんと落ちてますから・・・。』とだけ言われ、そのまま何事も無かったように立ち去りました。
(えぇ~!!!!痛いって言ってるのに・・・。)と思いましたが、何もしてもらえず ただただ我慢しました。
そして、勤務交代により来た夜勤看護師に再度、伝えましたが『今日はこれでお終いなので・・・。』と言われ結局、静脈炎を起しかけているのに放置されました。
日付が変わり主治医が回診に来たので、その一部始終を伝えると『ごめんなさい。痛かったですね・・・。直ぐに刺し替えます。』と言って下さり、これ以上の悪化はありませんでした。
私が、いけないの??
また、全麻でのオペ後、部屋に戻りましたが同室の患者の声がうるさく休む事も出来ず、トイレ歩行のみ許可されたので部屋には戻らず廊下やデイルームに座りながらウトウトしていたら『トイレ以外は部屋に戻って下さい!!』と言われ『ちょっと賑やかなので、傷も痛いしイライラしてしまうので・・・』と伝えました。
明らかに歩行の出来る患者が面会者と話し大笑いをしている状況を看護師も確認しているのに『個室ではないので我慢して下さい!!早く戻って下さい!!』と言われました。術後で休みたい患者の環境は どうでも良いんだ?と、悲しくなりましたが賑やかな病室に戻り、少しも休めないまま過ごしました。
その患者や面会者にデイルームを促すとか、そう言う事は出来なかったのか?と思いました。
職務として出来る事、出来ない事があると思いますが、私の働く病院では患者の訴えに耳を傾けるのが当たり前であり、よほどの事が無ければ『痛い!!』と言う患者の訴えをそのままにしたり、術後休みたい患者を気遣う配慮は最大限に行います。
今後、自分の受け持った患者さんに同じ思いをさせないために
たまたま、その大学病院だけの話なんだと思いますが、改めて患者の声に耳を傾ける事の大切さや環境を整える事の意味を理解しました。