治験コーディネーターの1日
こちらの記事では治験コーディネーターの仕事内容・メリット・求人の探し方をお伝えしました。 今回は、「もっと詳しく仕事内容を知りたい」「1日の流れはどうなってるの?」そんな声に応えて、治験コーディネーターの1日の業務スケジュールをご紹介します。 治験コーディネーターのお仕事は主に、以下2つのパターンに分かれるようです。- ◆クリニック・病院など医療機関での、被験者に対する治験業務
- ◆社内でのデスクワーク
医療機関での治験業務がある日のスケジュール
【9:00】A病院を訪問・被験者への説明業務
被験者に対して、治験への参加に関する説明を行い、同意を得ます。 治験コーディネーターは、被験者のどんな質問にも答えられるよう、治験の内容や、発症しうる副作用などの情報を隅々まで把握しておく必要がります。 ちなみに、被験者に渡す治験の説明文書や同意書は、主に治験コーディネーターが作成します。【11:00】カルテをチェック
午後に来院予定の被験者のカルテをチェックし、前回来院した時の検査結果を確認します。【12:00】ランチでリフレッシュ!
【13:00】既に治験に参加している被験者への対応
被験者と面談し、服薬状況や体調変化について聞き取ります。 被験者に対して採血や採尿などの検査を行い、検査結果が出た後、医師の診察となります。 診察終了後、再び被験者と面談し、次回の診察や検査の日程調整、服薬指導などを行います。【16:00】事務作業
被験者の対応が完了した後、症例報告書への記入を行います。 症例報告書には各被験者に関する全ての情報が記録されており、丁重に扱う必要があります。 もちろん、誤字・脱字は厳禁。きっちり正確に記入しなければなりません。 その他、新着メールへの返信といった事務作業を行います。【18:00】病院から直帰。お疲れ様でした!
社内でデスクワークをする日のスケジュール
【9:00】オフィスへ出社
メールチェックや電話対応といったデスクワークを行います。【12:00】会社の仲間とランチ♪
【13:00】治験実施前のスタートアップミーティング
これから実施予定の治験に関するプロトコル(治験実施計画書)の確認などを行い、治験を円滑に実施するために、スタートアップミーティングを行います。 医師や治験コーディネーターの他、看護師や薬剤師など関連部署のスタッフが一堂に会する会議です。 スタートアップミーティングの資料作成・司会も治験コーディネーターの仕事の一つ。 資料作成の際はエクセルやパワーポイントを使うため、パソコンのスキルが身に着きやすいようです。【16:00】事務作業
スタートアップミーティング終了後、議事録などを作成します。 治験コーディネーターが作成する書類は提出期限があるものが多く、要領よく処理することが重要です。【18:00】定時で退社。お疲れ様でした!
実はニーズが高い治験コーディネーター
ジェネリック薬品など新薬の開発が進む昨今、治験コーディネーターのニーズは高まるばかり。 しかし、「仕事内容がよくわからない」「そんな仕事があるなんて知らなかった」という声も少なくなく、ニーズの高さとは裏腹に、治験コーディネーターの求人への応募者数は極端に少ないそうです。 日勤のみで働ける、土日祝が固定休の職場が多いといったメリットは見逃せないポイント。 また、全国に一定数の拠点があるため、都心部だけでなく、地方で働きたい方にもおすすめです。 是非、治験コーディネーターというお仕事に注目してみてください!治験コーディネーターの求人を探したいなら
「治験コーディネータ」「月給30円以上」「日勤のみ」「残業少なめ」など、あなたの希望条件に合った求人をご案内します! ※治験コーディネーターの求人は募集地域が限定されます。詳しくはお問い合わせください。 >>さっそく、求人を問い合わせる
編集
年間10万人以上の看護師さんが利用する、実績No,1の転職支援サービス、
ナース人材バンク
が運営する「ナースの転職知恵袋」から、看護師転職のお役立ち記事・情報をお届けします。