アンケート
  • 公開日: 2014/12/22
  • 更新日: 2018/12/13

看護師は見た!!~介護の現場より~

高齢化社会に伴い、介護の現場で活躍する看護師さんも増えています。
そこで、介護業界での珍エピソードを募集したところ、たくさんのご意見をいただきました。
まさかの出来事に、思わず目が点!!そして、ほっこり。
人生の先輩方が起こした、小さな事件の数々を、どうぞ!!
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内臓が、丈夫なの…か??

認知症の女性がお茶だと言って、バスクリーンを飲んでた!
蚊取り線香の灰を急須に入れて飲んでたこともあり、もうめちゃくちゃな方です。
ある時、寝たきりの旦那様にファブリーズを飲ませていたことにはびっくりしました!!

毎日の、繰り返し

 認知症で いつも気に入っている洋服が、ないという方と部屋やタンスの中を探すのですが、疲れているようなら 散歩に行きましょうとうながすと 洋服のことを忘れてしまわれるので 散歩に行きいつも若い時の会話をしています。
本当に同じことの繰り返しですが、楽しい介護の時間でした。

小さな奇跡

デイサービスに来られる3人の女性の認知症の方の話です。
それぞれ別々に対応していると、失礼ですが、とっても大変!
一人の方は80代前半、軽い認知症(この方は特に問題はないんですが)、一人の方は90歳、全身が痛い、帰りたいと言って泣き出す、終いには叩いてくる、もう一人は80代前半、全く話が通じない、ふらつくため、歩行は必ずスタッフが付くのですが、頻繁に立ったり座ったりするの目が離せない、といった感じでスタッフも対応に頭を抱えている状況が続いていました。
ところがある日の夕方、送迎の関係でこの3人だけデイで車を待っていました。3人掛けのソファに3人で座って。すると誰からともなく話し出し、それぞれが好きな事を言っているのですが、時々誰かが聞き取り「あら、そう~ありがとう。何だか嬉しいね。」とか、「へぇ~そうなの、大変だわ~。」と何故か会話が成立…
それを聞いていた一番端の、軽めの認知症の方が「何だか訳がわからんこと言ってるけど、話になってるわー(笑)」と。
みんないつもより笑顔が素敵で、私も一緒に笑って、疲れが吹き飛んだ、何とも不思議な空間でした(*^^*)

→後半へ続く

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