コラム
  • 公開日: 2015/1/9
  • 更新日: 2019/3/1

【連載】ナースの転職知恵袋

ナースに人気!健診機関の仕事内容&待遇

健診機関の仕事内容

専門の健診センター、病院併設の健診センター、人間ドッグなどを行う健診専門クリニックや、学校・企業で出張健診を行う健診会社・・・。これらは全て、看護師が健診業務に携わる職場です。 健診での看護師の仕事は、採血や血圧測定、視力聴力検査や身体測定など。 患者の受付や、次回健診予定者の書類作成といった、事務作業を行うこともあります。 健診機関で働く看護師の年収相場は、およそ350~400万円。 事業所の規模によっても異なり、小規模の健診クリニックでは、年収330~370万円が相場のようです。

人気の理由は?健診機関のメリット

健診機関は、看護師から人気が高い職場です。その理由の筆頭は、夜勤が無いことでしょう。 日勤・夜勤の混合シフトで働く必要が無いため、昼夜逆転生活で体調を崩すこともありません。 また、健診を受けるのは基本的に健康な人なので、急変が起こりづらく、残業も発生しにくいです。 さらには、土日祝日が休める健診機関も多くあります。 「夜勤が無い」「残業が少ない」「土日祝日休み」と3拍子揃った職場はなかなか無く、子育て中の人や、プライベートの時間を確保したい人には特に人気があるようです。

実は楽じゃない?健診機関のデメリット

採血と測定しかやらないなんて、楽そう
とイメージされやすい健診業務ですが、実はそう楽ではないという声も。 健診ナースには、とにかく効率的に患者をさばくことが求められるため、採血は1発でできて当たり前! 失敗すると文句を言われることもあり、採血が得意な人でもプレッシャーを感じるとか。 職場によっては、採血だけではなく、検尿から心電図、各種測定・・・と、一連の健診業務を全て任されることも。業務が多岐にわたって忙しい割に低賃金、と不満を訴える人は少なくないようです。 しかし、どんなに業務が忙しくても笑顔と接遇は疎かにできません。健診業務では「患者=お客様」として接するため、忙しいからといって無愛想な対応をすると、クレームの素になります。

健診機関で働きたいなら

残念なことに、健診機関での看護師求人は、あまり数が多くありません。 また、健診機関の仕事は人気が高いため、1求人に応募者が殺到しないよう、好条件の職場ほど「非公開求人」として募集がかけられていることもあるようです。 どうしても健診機関で働きたい方は、レア求人や、非公開求人が多い人材紹介会社への登録がおススメ。 複数の会社に登録すれば、より多くの求人を比較することができるでしょう。

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編集 ナース人材バンク
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