看護師を「もう辞めたい」と思った。
そんな時、あなたを再びやる気にさせた、あのひとのあの”言葉”。
今回は、同期・同僚からもらったあの”言葉”をエピソードと供にお届けします。
“とにかく、今日だけは、患者さんのために頑張ろう”
20数年前、効率化も分業化もなく、すべての業務をこなしている様な時代、新人皆で毎日止めたいと誰かが思っていました。
その中で、お互いに励まし合っていました。
(かいじゅうママ/新人の時)
“また辞めると、「辞め癖」がついちゃうよ!!”
一年目はミスばかりで、現在でいう「インシデントレポート」の数が病棟中で一番多い、と師長に注意されていました。落ち込んでばかりの毎日でした。
その病院は進学した学校を中退後に就職した病院でした。同僚にハッパをかけられ、そのとおりだと気持ちを切り替えました。
(ひつじが一匹/新人一年目)
“学生時代の辛いあれこれを思えばやめられないよね!”
現場よりもベテラン領域にはいる我々は、主任試験など、研修や業務などなどでストレスに潰されかけていた。
(りかちゃん/8年目ぐらい)
“あなたのおかげで私も頑張れる”
慣れない業務に行き詰まりを感じ落ち込んでいた頃、やはり行き詰まりを感じ辞職を考えていたという同僚から言われた言葉です。
こんな私でも必要として、認めてくれている人が居ることに気づかされ、乗り越えることができました。
(アワテンボウ/病院勤務・数年のブランク後、入職し三ヶ月くらいの時)
“看護師に向いてるかより看護が好きかどうかだよ”
自分の看護を振り返った時、ナイチンゲールの偉大さに改めて気が付いて自信喪失して看護に向いてないように思って相談したら、この言葉をもらいました。
(白衣のぺ天使/新人1年目)
“自分の体が一番大事だよ。つぶれては、だめ”
患者さんのことを思って、医師と意見が合わなかったとき、体調を崩すくらい、落ち込んでいた時、かけてもらって救われ方の力が抜けた。
(よっし~/仕事を変わってからすぐ)
“(まだやることあるよ、)もう少し一緒にやろうよ!”
もうすべてやりきったつもりでいた時に、上に立てば上の役割があると教えてもらった気がした。
(淡路島のpiglet/2年目)
“どこにいても自分なんだから”
新規にICUを立ち上げてプライベートを潰して軌道に載せた2年後、窓際と言われている部署に送られて、閉鎖の決まっている看護教員に回されそうになった時辞めたいと思ったその時の言葉。
(古狸/看護師14年目ごろ)
“いつでも待っててやるから いつでも頼ってもらっていいから”
仕事で怒られてばかりで自信がなくなって、辛くて仕方ない時同級生の友達がかけてくれた言葉が看護師を引き続き目指して頑張ろうと思わせてくれた。
(夢桜/准看護学生1年目)
“離れても変わらないよ、頑張ろうよ”
3年間ずっと同じ同級生が配置され、辛いこともありながらも頑張ってきたが、一人だけ違う部署に移動となった。同じ病院内だし、あたらいことにも向き合って行こうと勇気が出ました。
(mamomino/新卒後3年間勤めた病棟から外来勤務に移動になったとき)
“お疲れ様。大変だったね。”
その日はICUでの夜勤勤務であった。先輩看護師から受けるプレッシャーや手際よく業務ができないことに焦りを感じ、「もうやってられない」という気持ちになりその日の勤務を終えた。「この先やっていけるか…」という気持ちになったが「お疲れ様、大変だったね。今日飲みにでも行こう」と同期の看護師から誘いを受け、労いの言葉をもらい再びやる気を取り戻した。
(リファーナ/新人1年目)