NICUのお仕事内容
NICUとは、「新生児集中治療室」の略称。 早産児、極低出生体重児や、様々な疾患をもった新生児の治療・管理を24時間体制で行う施設です。 NICUでの看護師の仕事は、新生児の沐浴や授乳、点滴、吸引、投薬など。 新生児の体調を管理する医療機器の操作も行います。 また、新生児の保護者に対するメンタルケアも重要な仕事の一つです。NICUで働く3つの魅力
生きようとする新生児の姿に力をもらえる
NICUでは、体重が1000gに満たない児や、先天性の疾患をもった児が入院しています。 中には重篤な状態にある新生児もいますが、「体重が少し増えた」「自力で呼吸できるようになった」など、彼らが日々必死で生きよう、成長しようとする姿に、勇気と力をもらっている、という声も。 また、危険な状態にあった新生児が元気になり、退院していく姿は、何度経験しても涙が出るほど嬉しいものだそうです。家族の絆を深めるサポートはNICUの醍醐味
保護者の不安を解消し、新生児が家族の一員として受け入れられるよう支援することも、NICUで働く看護師の重要な役割です。 NICUでは母子分離を余儀なくされるため、子供と触れ合えず不安を抱える人が少なくありません。 また、低出生体重児や疾病のある新生児を、なかなか我が子として受け入れられない人もいるそうです。 そのような保護者に対して、新生児の状態を常に伝え、時にはタッチケアなど触れ合う機会を設けて、家族の絆づくりをサポートします。 新生児と保護者が家族の絆を深めていく過程に携われる喜びは、NICUの醍醐味です。認定看護師への道も
NICUをより深く学びたい人には、「新生児集中ケア認定看護師」の道が開かれています。 根拠に基づく看護を学び、専門的な知識を習得することで、一人一人の新生児により適した看護を提供できるようになった、という声も。 5年以上の臨床経験や、教育機関での600時間あまりの研修など、クリアしなければならない試練は多いですが、大いに挑戦する価値がある資格と言えるでしょう。NICUの求人の探し方
ある調査によると、NICUへの入院が必要な新生児の数は年々増加傾向にあるといいます。 定員いっぱいで新たな新生児を受け入れられないNICUもあるそうです。 それほど多くの新生児の看護が必要な今、NICUで働く看護師の需要は高まっていると言えるでしょう。 ただ、多忙なあまり、休憩が取れない、残業が多すぎる、といった過酷な職場もあるようです。 転職先の残業時間といった労働環境を知りたい方は、是非人材紹介会社にご相談ください! 各事業所の内部情報に詳しいコンサルタントが、働きやすい職場をご紹介します。譲れない条件から求人を探してみるなら
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