【疾病】虚血性心疾患の危険因子はどれか。2つ選べ。
1. 喫煙
2. ストレス
3. 少量の飲酒
4. 低アルブミン血症
5. 血中HDLコレステロール高値
―――以下解答―――
(解答)1、2
<解説>
1.(○)喫煙は動脈硬化を促進させ、虚血性心疾患の危険因子となる。
2.(○)慢性的なストレスで交感神経が興奮すると、血液凝固が亢進し、動脈硬化が促進されて虚血性心疾患の危険因子となる。
3.(×)少量のアルコールはHDLを増加させ動脈硬化の予防となる。
4.(×)低アルブミン血症は動脈硬化の危険因子ではない。
5.(×)HDLコレステロールは、血管に付着するコレステロールをはがし、肝臓に戻す働きをする。HDLコレステロールが高値の場合、動脈硬化のリスクが低下する。