• 公開日: 2014/1/25
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【疾病】虚血性心疾患の危険因子はどれか。2つ選べ。

【疾病】虚血性心疾患の危険因子はどれか。2つ選べ。

 1. 喫煙

 2. ストレス

 3. 少量の飲酒

 4. 低アルブミン血症

 5. 血中HDLコレステロール高値

―――以下解答―――









(解答)1、2

<解説>

1.(○)喫煙は動脈硬化を促進させ、虚血性心疾患の危険因子となる。

2.(○)慢性的なストレスで交感神経が興奮すると、血液凝固が亢進し、動脈硬化が促進されて虚血性心疾患の危険因子となる。

3.(×)少量のアルコールはHDLを増加させ動脈硬化の予防となる。

4.(×)低アルブミン血症は動脈硬化の危険因子ではない。

5.(×)HDLコレステロールは、血管に付着するコレステロールをはがし、肝臓に戻す働きをする。HDLコレステロールが高値の場合、動脈硬化のリスクが低下する。

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