【入職後がイメージできる!】国試後~入職までに読みたい連載
■スーパープリセプターSAKURA
【疾病】急性虫垂炎でみられるのはどれか。
1.Kernig〈ケルニッヒ〉徴候
2.Romberg〈ロンベルグ〉徴候
3.Blumberg〈ブルンベルグ〉徴候
4.Brudzinski〈ブルジンスキー〉徴候
5.Courvoisier〈クールボアジェ〉徴候
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)ケルニッヒ徴候は、髄膜刺激症状であり、髄膜炎やくも膜下出血でみられる。
2.(×)ロンベルグ徴候は眼を閉じるとめまいが生じる徴候で、位置覚や前庭機能に障害があるときにみられる。
3.(○)ブルンベルグ徴候とは、静かに腹壁を圧迫した手を急に離すと痛みを感じることをいい、腹膜刺激症状のひとつで急性虫垂炎でみられる。
4.(×)ブルジンスキー徴候は髄膜刺激症状のひとつである。
5.(×)クールボアジェ徴候とは胆管が閉塞し、黄疸と共に腫大した無痛性の胆のうを触れることをいう。