• 公開日: 2014/3/24
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【母性】Aさん、28歳の初産婦。妊娠26週2日。事務の仕事をしている。身長154cm、非妊娠時体重51kg。健康診査時、体重59kg(2週間前から2.5kgの増加)。子宮底長23cm、腹囲78cm。血圧128/80mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(±)。浮腫(-)。Hb11.2g/dl、Ht34.0%健康診査時、「今日も有給休暇を取ってきました。お腹が大きくなり、毎日電車通勤で立ちっぱなしなのでとても疲れます」と話している。Aさんがこの時点で取得できるのはどれか。

 【母性】Aさん、28歳の初産婦。妊娠26週2日。事務の仕事をしている。身長154cm、非妊娠時体重51kg。健康診査時、体重59kg(2週間前から2.5kgの増加)。子宮底長23cm、腹囲78cm。血圧128/80mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(±)。浮腫(-)。Hb11.2g/dl、Ht34.0%健康診査時、「今日も有給休暇を取ってきました。お腹が大きくなり、毎日電車通勤で立ちっぱなしなのでとても疲れます」と話している。Aさんがこの時点で取得できるのはどれか。

a.時差出勤
b.産前休暇
c.勤務時間の短縮
d.勤務時間内での妊婦健康診査の受診

1.a、b

2.a、d 

3.b、c

4.c、d















―――以下解答―――

(解答)  2

<解説>

a.(○)時差出勤は、男女雇用機会均等法第23条で規定されている。

b.(×)産前休暇は、労働基準法第65条に規定されている。産前休暇は産前6週間から取得できるが、Aさんは妊娠26週なのでまだ取得できない。

c.(×)勤務時間の短縮は、妊娠中の措置ではない。

d.(○)勤務時間内での妊婦健康診査の受診は男女雇用機会均等法第22条で規定されている。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング