【精神】会社員のAさんは、うつ病の診断で精神科クリニックに通院している。これまでも外来での診察中に、自責的な発言を繰り返していた。ある日、Aさんから外来看護師に自殺念慮の訴えがあった。外来看護師からAさんへの声かけで、最も適切なのはどれか。
1.「自殺はしてはいけないことです」
2.「あまり深く考え過ぎないほうがいいですよ」
3.「Aさんよりもつらい状況の人もいるのですよ」
4.「死にたくなるくらいつらい気持ちでいるのですね」
―――以下解答―――
(解答)4
<解説>
1.(×)自殺しないことをAさんに約束してもらうことは重要だが、最初の対応としては不適切である。
2.(×)Aさんのつらさを受け入れる態度ではないので不適切である。
3.(×)Aさんのつらさを否定する発言なので不適切である。
4.(○)Aさんのつらさに寄り添う声かけなので適切である。