【精神】40歳の男性。統合失調症。身長165cm。単身のアパート生活で訪問看護を受けている。この1か月、体重が次第に増加して72kgから78kgになった。炭酸飲料を多く摂取しているという。訪問時の対応で最も適切なのはどれか。
1.自炊しているかを患者に確認する。
2.緊急に入院治療が必要であることを説明する。
3.起床から就寝までの飲料の摂取内容と量を確認する。
4.飲料がコントロールできなければ単身生活の継続は困難だと伝える。
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)体重増加の手がかりとなる炭酸飲料の情報があるので、まずそれを確認する。
2.(×)標準体重より重いが入院の必要性はない。
3.(○)炭酸飲料は糖質を大量に含むため、体重増加の原因になっている可能性がある。1日の飲料を確認することは重要である。
4.(×)飲料のコントロールができないことを単身生活が困難と判断し伝える前に、なぜコントロールができないのか、解決策はないのかをともに考えることが優先される。