• 公開日: 2014/6/23
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【母性】34歳の1回経産婦。妊娠42週0日。前回は正常分娩で既往歴はない。誘発分娩目的で午前9時に入院した。入院時の診察所見は、子宮底…

【母性】34歳の1回経産婦。妊娠42週0日。前回は正常分娩で既往歴はない。誘発分娩目的で午前9時に入院した。入院時の診察所見は、子宮底長32cm、腹囲86cm。第1頭位、子宮口3cm開大、血圧124/76mmHg。尿蛋白(-)、尿糖(-)。午前10時より点滴静脈内注射による子宮収縮薬の投与が開始された。午前11時30分、産婦は「だいぶ痛くなってきました」と言っている。胎児心拍に異常はない。最優先して観察するのはどれか。

1.排尿量

2.産痛の部位

3.食事摂取状況

4.陣痛の周期と強さ

―――以下解答―――









(解答)4

<解説>

子宮収縮薬の点滴静脈内投与により、過強陣痛になる危険性が考えられるため、薬物投与中は分娩監視装置を装着するなどして、陣痛の状態に注意する。

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